電通にも変化が・・・
◆オリンピックからワールドカップ、そして万博、新聞、テレビ、雑誌などあらゆるイベントや広告を取扱う総合広告代理店電通は、世界で5指に入る巨大企業ですが、その実態はあまり知られていません。それはあらゆる面で社会を裏から動かしサプライズを作る黒子の役割を担っているからです。工作員は目立ってはならないのです。

◆かなり昔のことですが、私の出張先のビジネスホテルでチェックアウトの支払いをしていた時のことです。数人の男たちが入って来るや、いきなりフロントの女性に「電通ですが」と告げると女性は怪訝な顔で「ハッ、電柱?電柱がどうかしましたか?」と云う間抜けな返事が返ってきたので、一人が苦笑しながら名刺を出して、広報の○○さんにお渡しいただけますか?と云ったシーンを思い出します。この時この人物は電通マンとしてのプライドが音を立てて崩れ、怒りに震えていたのではないでしょうか。
◆政府広報から全国の地方自治体の広報、選挙までどんなことでも幅広く手掛ける巨大広告代理店電通ですが、ネット広告の分野ではかなり立ち遅れていたようで、この分野を強化するためにかなりな時間と人材を投入してきましたが、そこで高橋まつりと云う新入社員が長時間労働に耐えられず自殺するという痛ましい事件が起きました。この事件で電通がブラック企業であるという風評が広がり、公判で労災認定を受けた電通は社長が交代、新社長の謝罪会見などが話題になっています。
「働き方改革」電通教訓に 元労働基準監督官の北岡大介氏
元労働基準監督官で社会保険労務士の北岡大介氏の話「電通のような大企業の社長が、法廷で過重労働の責任を認めて謝罪したことは、社会全体に『働き方改革』の機運が高まる中、高く評価することができる。

社長が公判で言及したように、サービス品質の向上は従業員の努力だけでなく、上司や組織としての会社が労務環境を整えることでも得られる。今回の事件は、世間の注目度も高く、他企業への影響も大きい。各企業の人事労務担当者には電通を教訓とし、引き続き労務環境の改善に努めてもらいたい」
http://www.sankei.com/affairs/news/170922/afr1709220054-n1.html
電通過労死「落としどころ用意されていた」元役員、実名で”最後の独白” 「現場が力を持つ独特の体質」
新入社員だった高橋まつりさん(当時24)が過労自殺し、労災認定されたことに端を発した電通の違法残業事件。9月22日に開かれた初公判で電通の社長は「ご本人、ご遺族の方々に改めておわび申し上げます」」と謝罪をしました。電通元常務執行役員の藤原治氏は「初めから落とし所が用意されていたとも思う」と言います。「電通の恭順の仕方は、過剰とも思えるほど」。かつて経営の中枢にいた電通元役員。”最後の独白”が訴えることとは?(朝日新聞記者・高野真吾)
マスコミ報道「扱い方、異常」
―9月22日に違法残業事件の刑事裁判が開かれ、出廷した電通の山本敏博社長は「企業のあるべき責任を果たせなかった」と話しました。社長自らが出廷する刑事裁判を古巣の電通が引き起こしたことを、どのように捉えますか。
「ヒト1人の命を奪う事件を起こした訳ですから、電通はこれまでの姿勢を改め、今後は遵法(じゅんぽう)精神でいくのでしょう。ただ、7月下旬に発表された『労働環境改革基本計画』を見ましたが、完璧すぎ、実行すればするほど、クライアントから文句が出ないかと恐れます」
「さらに付け加えると、この初公判も含め一連の事件に対するマスコミ報道の扱い方は、異常だったとはっきり申し上げたい。昔の広告会社は、『士農工商代理店』と三流扱いされていました。それが、経済のソフト化の流れに乗って広告会社は成長を遂げ、そのトップ企業である電通は誰もがうらやむ会社になりました。給料の高さや、一部社員の派手な振る舞いという要因もあるでしょう。良い意味でも悪い意味でも電通は目立つ、マスコミ受けする会社だということなのでしょう」
電通「恭順の仕方、過剰」
―将来のある新入社員が過労自殺した事実は、その背景を含め広く世間に伝える必要があると思いますが?
「社会正義の意識で報道してきた社もあるかもしれませんが、多くのマスコミが新入社員の特性に飛びついたという側面は見逃せません。最高学府の東大卒であり、目立つ容姿の女性だったことです。また、安倍政権は『働き方改革』を目玉政策にしています。長時間労働を減らそうと議論している中、電通の行いはそれに逆行していた。電通をスケープゴート扱いにした感すらあります」
「かたや電通の恭順の仕方は、過剰とも思えるほどでした。社員が過労自殺した他社の例からすると、今回の事件で社長の辞任などあり得ません。略式起訴され、せいぜい現場責任者の首が飛び、さほど多くない罰金で終結するケースのはずです。ですが、電通では正式な刑事裁判が開かれ、今年1月に社長が石井直さんから山本敏博さんに交代しました」
東京五輪控え「初めから落とし所が用意されていた」
―私が取材した複数の現役社員からも、藤原さんと同じようにマスコミはどうしてここまで報じるのか分からないという声を聞きます。
「電通の仕事は、黒子です。広告を通して、クライアントを有名にしますが、自分たちにはスポットライトはあたらない。だから、騒がれることに慣れていない面があります。その上、クライアント命の客商売の会社です。電通が社長交代に乗り出したオーバーリアクションは、広告会社ならではとの感想を抱いています」
「一方、広告業界に精通した私からすると、初めから落とし所が用意されていたとも思うのです。2020年に東京オリンピックがあるからです。東京五輪は、電通抜きにはできません。電通を追い詰めすぎ、公(おおやけ)の仕事ができなくなると、東京五輪も空中分解しかねません。厚生労働省や東京地検は、振り上げ拳での追及の手を緩めないでしょう。ですが、色々な力学のもと、『そこそこ』での手じまいがある時点で『ビルトイン』されていたはずです」
社員「優秀だけに面従腹背する」
―東京五輪絡みの話の真偽は私には分かりませんが、電通は自社の「働き方改革」に取り組んでいます。7月下旬には、先ほど藤原さんが話に出した「労働環境改革基本計画」を説明しました。
「ペーパーを拝見しましたが、一読するに管理部門の『社内官僚』が、机上の理想論をまとめたに過ぎないと感じました。最初の方に、『法令遵守(じゅんしゅ)・コンプライアンスを徹底』と出てきますが、仕事の中身を変えない限りは、現場は今までのやり方を続けざるを得ない。電通の社員は優秀です。仮に管理部門が締め付けを厳しくすると、面従腹背で表面上は従うけど、こっそり抜け道を探すでしょう。そうしたことにならないか心配です」
―今年2月には外部識者3人を呼び「労働環境改革に関する独立監督委員会」を設け、「助言および監督、ならびに施策遂行を通じた改善実態の検証を行う」としています。
「有名な人を呼んで格好をつけるという、広告会社らしいやり方です。自分たちでできる自信がないからでしょう。外部識者たちが、きちんと広告会社の現場の仕事を分かって助言、監督、検証をしているといいのですが…」
「現場が力持つ独特の企業体質」
―先ほどからお話の中に、「現場」という単語が頻出します。
「私は1972年に電通に入社し、34年勤めた後、2006年に退社しました。最後の肩書は、本社の常務執行役員と電通総研の社長の兼務でした。入社時に新聞雑誌局で地方紙を担当し、15年ほど現場で経験を積みました。電通は現場が力を持っている独特の企業体質です。指導者は、その現場の働き方や思いが分かってないと、電通という会社を動かせません」
―藤原さんは電通を辞めた翌年の2007年に「広告会社は変われるか」(ダイヤモンド社)を出版しています。
「本の中で、広告会社は2010年代に経営管理の抜本的な見直しを迫られると予測しました。従来型の経営管理では、ネット広告のビジネスに対応できないからです」

© withnews 実名での「独白」を決断した電通元常務執行役員の藤原治さん
「その2010年代半ばに、東大の後輩でもある若い女性が、まさにそのネット広告の部門で長時間労働を苦に自殺してしまった。近年の私は、電通OBの集まりにも一切出席せず、娑婆(しゃば)から離れ、静かに哲学書や美術書を読みふける日々を過ごしていました。しかし、今回の事件はとても他人事として放置することはできません。顔出しでインタビューを受けることは、もう最後になるでしょう。元電通幹部として、自責の念を抱えながら、私が知る電通の全てを洗いざらい『遺言』として語ります」
◇
藤原治(ふじわら・おさむ) 1946年、京都府生まれ。東大法学部卒、慶大大学院経営管理研究科(MBA)修了。72年に電通入社し、新聞雑誌局地方部に勤務。88年、世界平和研究所に出向。その後、電通・経営計画室長などを経て、2004年、電通総研社長兼電通・執行役員(05年、常務執行役員)に就任。06年退社。著書に「ネット時代10年後、新聞とテレビはこうなる」(朝日新聞社)、「広告会社は変われるか」(ダイヤモンド社)など。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%9B%BB%E9%80%9A%E9%81%8E%E5%8A%B4%E6%AD%BB%E3%80%8C%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A9%E3%81%93%E3%82%8D%E7%94%A8%E6%84%8F%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%80%8D%E5%85%83%E5%BD%B9%E5%93%A1%E3%80%81%E5%AE%9F%E5%90%8D%E3%81%A7%E2%80%9D%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E7%8B%AC%E7%99%BD%E2%80%9D-%E3%80%8C%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%8C%E5%8A%9B%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A4%E7%8B%AC%E7%89%B9%E3%81%AE%E4%BD%93%E8%B3%AA%E3%80%8D/ar-AAspG6p?ocid=iehp#page=2
◆藤原治氏は「この初公判も含め一連の事件に対するマスコミ報道の扱い方は、異常だったとはっきり申し上げたい」と苦情を云っています。さらに「電通の仕事は、黒子です。広告を通して、クライアントを有名にしますが、自分たちにはスポットライトはあたらない。だから、騒がれることに慣れていない面があります」とも述べています。
◆しかし、テレビ、新聞、雑誌などのマスコミ界にとって電通というのは莫大な広告収入を齎してくれる上得意。三波春夫ではありませんがマスコミ界にとって電通様は神様なのです。だからこれまで電通の悪口や批判は絶対的なタブーになっていました。タレントや評論家などが不用意に電通批判をして、テレビ界から放り出された例はいくらでもあります。批判された電通が直接テレビ局にクレームを入れることがなくてもテレビ業界がこぞって忖度し、怪しからん発言をしたものを業界から放逐するのです。そうしなければ業界に不利益が回ってくるから」です。つまり、触らぬ神に祟りなしという訳です。しかし、今度ばかりはマスゴミが不断からくすぶっている電通に対する不満や鬱憤が噴出したのではないかと思われます。前川喜平ではありませんが面従腹背で屈折したマスゴミのまさかの復讐だったと言えるでしょう。
◆また、藤原氏は「安倍政権は『働き方改革』を目玉政策にしています。長時間労働を減らそうと議論している中、電通の行いはそれに逆行していた。電通をスケープゴート扱いにした感すらあります」と、さも被害者であるかのように言っています。
◆そして「かたや電通の恭順の仕方は、過剰とも思えるほどでした。社員が過労自殺した他社の例からすると、今回の事件で社長の辞任などあり得ません。略式起訴され、せいぜい現場責任者の首が飛び、さほど多くない罰金で終結するケースのはずです」と述べています。新人社員の自殺くらいで社長辞任はありえない、というブラック企業ならではの体質が露呈しています。
◆2020年の東京五輪は、電通抜きにはできません。電通を追い詰めすぎ、公(おおやけ)の仕事ができなくなると、東京五輪も空中分解しかねません。と恫喝ともとれる発言のあります。
◆電通の過労死事件は以前にもありました。1991年8月27日、電通に入社して2年目の男性社員(当時24歳)が、自宅で自殺した。男性社員の1ヶ月あたりの残業時間は147時間にも及んだとされ、遺族は、会社に強いられた長時間労働によりうつ病を発生したことが原因であるとして、会社に損害賠償請求を起こしました。これは、過労に対する安全配慮義務を求めた最初の事例とされ[2000年、この裁判は同社が遺族に1億6800万円の賠償金を支払うことで結審しました。
判決では、酒席で上司から靴の中に注がれたビールを飲むよう強要されたり、靴の踵で叩かれるなどの事実も認定されています。
◆電通のアグレッシブな体質は4代目社長吉田秀雄によって作られた「鬼十則」に起因しています。
鬼十則
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
◆これは2017年度より社員手帳から記述を削除することになりました。更に責任3か条というものがあります。
責任3か条
1、命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認しその効果を把握するまではこれをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。
2、 一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。
3、 我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。我々の仕事は突けば血を噴くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。
◆続いてマーケティングの基礎として次のようなものがあります。
戦略十訓
1. もっと使わせろ
2. 捨てさせろ
3. 無駄使いさせろ
4. 季節を忘れさせろ
5. 贈り物をさせろ
6. 組み合わせで買わせろ
7. きっかけを投じろ
8. 流行遅れにさせろ
9. 気安く買わせろ
10. 混乱をつくり出せ
◆なるほど、電通が血も涙もない掟だらけのが我利我利亡者の集団と云われるだけあります。藤原氏が電通の常務取締役にまで出世したのはこの鬼十則+責任3か条+戦略十訓を遵守してきたからでしょうが、時代は変わったのです。これからはもうそうした鬼のような掟は通用しなくなっているようです。ローカル局のテレビ営業をしていた青年が、東京支社で電通と仕事をした経験を語っています。
「電通」と一緒に仕事して感じた”7つの狂った常識”
どーも!ポジティブロガー小太りです。
ぼくは元々、テレビ局で営業をやっていました。
東京で勤務しており、「電通」とガッツリ仕事していました。てか、毎日電通に通ってましたw
電通は独自の文化が強すぎて、いつも違和感を感じていました。
最終的についていけなくなって、退職するに至りましたww
今回は「電通と一緒に仕事をして感じた”7つ”の狂った常識」を紹介。
①異常な働き方をしている
遅くまでの残業は当たり前です。深夜の呼び出しも日常茶飯事。
ぼくが見た中で一番酷かったのが”23時”にかかって来た呼び出しの電話。
その方は会社に帰って”28時”まで仕事をしていたそうです。
結局精神を病んで辞めてしまいましたが、、、
最近話題になった”過労死”もそうですが「月100時間を超える残業」など狂った働き方をしています。
そして、それがスタンダードです。
会社で寝泊まりしてる人も数多く見てきました。冬場はボイラー室が暖かいそうですww
ちなみに、広告代理店の営業は ”早死にする職業1位”です。”納得”の感情しかありません。
②週5で”飲み会”
広告業界はとにかく”飲み会”が好き。来る日も来る日も”接待・接待”関係性を作る手段の9割が”飲み会”
ぼくはテレビ局営業だったので代理店の”テレビ担当”とひたすら飲み会をしていました。
多い時は週5で飲み会が入っていましたww
常にアルコールが残っている状態。まともに仕事ができるはずもありません。
日中は会議室で寝て、体力を回復していましたw意味不明な状況ですよね。
飲み会での厳しいマナー
広告業界での”飲み会”はただの”懇親”ではありません。
「どれだけマナーを守れているのか?」を厳しく審査される場です。
しかも”マナー自体”が狂ってるんですよww
1. 先輩より先に上着を脱いではいけない
2. 先輩より先に箸を割ってはいけない
3. 先輩のグラスを空にしてはならない
4. 幹事は2次会の候補を準備して、スムーズに誘導しなければならない
5. 若手は沢山お酒を飲まなければならない
6. カラオケでは若手は最初に盛り上げる曲を歌わなければならない
7. 曲が途切れないように、次の曲を入れ続ければならない
上記はほんの一部です。
思い出すだけでも気分が悪くなります。
「飲んだ酒の量=がんばり度合い」として認識されます。多く飲める程、偉いんですよ。狂ってるでしょ?
”業務”が飲み会に圧迫される
”深夜まで残業するのが当たり前”な仕事量の中で飲み会を無理やり詰め込みます。業務が終わるはずもありません。
代理店の人は、飲み会が終わって会社に戻ります。ベロベロに酔った状態で仕事をするんです。
終わるわけない。効率が悪すぎる。
そして、深夜を超えても残業をする。次の日も”飲み会”が待ち構えている。それを退職するまで繰り返す、、、考えただけでもゾッとします。でもそれがスタンダードなんです!!
③若手は借金をしている
広告マンは”派手な生活”をしたがります。
「いいスーツを着て、いい車に乗り、いい場所に住む」こんな古い価値観を持っています。
ぼくの知っている広告マンは皆、100万以上する高級時計をつけていました。
ほんと無駄だと思うわw
ステータスを求めて高価な物を買い漁り毎日飲み会で散財する。いくら高給取りでもお金が足りなくなります。金欠になると、会社に借金をします。ドカッと給料の前借りをして、毎月分割で支払う形式。
ぼくの知っている広告マンでも会社に借金がある人が多数いました。一回給料明細見せてもらいましたが
借金返済の為に、がっつり天引きされてました。
④プライドだけで生きている
電通マンは「狂っていること」に気づいていますが「電通」であることを盲信して、馬車馬のように働きます。
疑問を持って、立ち止まってしまうと2度と追いつけなくなってしまうからです。
膨大な業務量をこなし、毎日深夜まで仕事をする電通マンを支えるのは「俺は”電通マンだ!”」というプライドだけです。
ことあるごとに「俺たちは電通だ!」「俺たちはNo.1だ!」と言って自分を鼓舞しています。
そうしなければ、壊れてしまうからです。
⑤常軌を逸した上下関係
広告業界は「年次社会」です。年次とは、”入社した年”のこと。芸人の芸暦と同じシステムです。
一つでも”年次”が上だと「先輩」逆らってはいけないし、絶対服従です。調子に乗って先輩をイジろうとしたらボコボコにされますww
「年次は海より深い」を合言葉に上下関係を強要されます。「年次を無視するとどうなるか分かってるな?」という圧力があるんですよ!!ああ!ムカつく!
「誰が何年に入社したか」がまとめられた”年次表”もありましたww
ぼくは「年次システム」が一番辛かったな。カスみたいな先輩に命令されちょっとでも反抗したらボコボコです。
上下関係が少しでも嫌いな人が広告業界に入ってはいけません。マジで後悔しますよ。
⑥机に「根性叩き直し棒」が設置されている
これは本当に衝撃でしたww
電通マンの机に1メートルぐらいの木の棒がありよく見ると「根性叩き直し棒」と書いてました。
要するに、その棒でぶっ叩くんですよ。
座禅の時にお坊さんが持ってる”警策”みたいな感じ。肩を「パンッ!」って叩く、あれです。
普通に暴力ですからねw
他社の人も来るのに堂々とデスクに置かれている神経に驚きました。それぐらい暴力は”指導”として容認されてるんでしょう。
⑦狂った文化が継承されていく
人間は環境に左右される生き物です。最初は「違和感」を感じていた人も徐々に「電通色」に染まっていきます。
上の世代が古い価値観なのは理解できますがぼくと同じぐらいの20代もどんどん狂っていました。
疑問を持つことをやめ、自らを洗脳。狂った文化を”スタンダード”として、受け入れる。
そうした方が”楽”なんですが、人としては”終わり”です。
身の回りにどんどん感染者が増えていくのは恐怖でしかありませんでした。
最初は優しかった先輩が、狂っていき、後輩をイジめているのを見たときに「ここにいたらおかしくなる!」
と感じました。それは正しかったな。
まとめ:電通だけはやめておけ
電通の実情を知っている人は「身内が電通に行きたいと言ったら全力で止める」と言います。本当に壊れてしまうから。
電通に勤務している人は壊れてしまう前に辞めましょう。がんばって働いても、借金できて、心身がおかしくなります。
電通に入社できるぐらいの実力があるならどこに行っても大丈夫です。なんとかなります。
困ったら高知に来てください。田舎でゆっくり暮らしましょう。
http://blogos.com/article/197995/
◆社員手帳から鬼十則が消えただけでも大きな変化です。海外から日本人はエコノミック・アニマルと揶揄されていた高度成長期と今では仕事に対する意識も取り組み方も違います。がむしゃらだった藤原氏の現役時代のパワーは今の世代にはありません。こうした傾向はすべての企業にも共通しているのではないでしょうか。
▼時代は変化し続けている。これから何もかも変わっていくんだろうニャア~

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