現代版チンギス・ハーンの野望


◆脱亜入欧を唱えた福沢諭吉の時代から130年。
幕末から日本人が憧れ、政治、経済、文化の全般にわたってお手本にしてきた西欧列強も、今ではEUという枠組みを作って支え合わねば一人で立つこともできないほど弱体化しています。バベルの塔を模して建てられたというEU本部も崩壊が近いようです。
EU本部

欧州の韓国と言われるギリシャは完全に経済破綻しても反省もなく、親の年金をくすねるバカ息子のようにEUを脅し延命しようとしています。これに対してEU各国から、いつまであの怠けものを養っておくつもりかと厳しい批判の声が上がっています。6月いっぱいでギリシャはEUから脱落するしか道はありません。

ラガルド

でも


◆「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉が流行したことがありますが、EU結成以来欧州各国はすこし緊張感に欠けていました。

英仏独は過去何世紀にもわたって戦争を繰り返してきた宿敵でしたが、今ではEUの盟友となってからというもの、安心感で地政学的脅威に鈍感になりすぎているようです。

◆とくに英国などはアヘン戦争で清朝を潰し、香港を割譲した過去を忘れているようですが、偉大な中華帝国の再興を目指す習近平の復讐の野望に気づいていないのか、それとも喉からけが出るほどカネがほしいために中国の景気にあやかろうと、AIIBに飛び込んでいきました。英国が加入するのを見ていたほかのEU加盟国も、みんなで手をつなげば怖くないとばかりにこぞって参加を申し入れました。しかし英仏独が清国で犯した犯罪のカルマは清算されていません。

アヘン中毒

イギリス兵2

◆尤も、欧州諸国もかつてモンゴル帝国によって侵略されています。人類の歴史は殺し合いに繰り返しでした。やればやられる、因果応報が3次元世界の法則なのでしょう。
西欧には黄禍論というのがにありました。日清日露戦争で日本が勝ち進んでいるのを見たドイツ帝国の皇帝ヴィルヘルム2世が黄禍論という言葉を使って、アジア人が力をつけて再び西洋を侵略する危機に備えなければならないと警告を発しています。

モンゴル兵

もんごるへい2

◆黄禍論の以前、欧州は黄色人種によって多大な被害を出しているのです。1300年代にモンゴルのチンギス・ハーンによってポーランドが侵略され、その後欧州各国はドミノ倒しのように次々に陥落し、モンゴル帝国の支配下におかれました。その歴史を踏まえてヴィウルヘルム2世は「黄色い禍」という言葉を使ったのでしょう。今のEU首脳たちはそうした歴史を知ら何のか忘れたのか知りませんが、眠れる龍の危険性に全く気づくことなくAIIBに参加してしまったのです。

◆習近平は2012年に「復興の道」展を見学した際のスピーチで次のように述べています。
  

「私は中華民族の偉大な復興を実現することこそが、中華民族が近代以来抱き続けてきた最も偉大な夢である、と考えている。数世代にわたる中国人の宿願が凝縮され、中華民族と中国人民の全般的な利益が具現化されているこの夢は、中華民族のすべての人々の共通の願いである」


◆習近平が言う「偉大な国への夢」は満州の女真族が打ちたてた清王朝ではなく、蒙古人(モンゴル人)が作った、今後る帝国の再建であろうことは間違いありません。

◆何故なら習近平は漢族でも女真族でもなくモンゴル族であり、チンギスハーンの生まれ変わりだと言われています。
チンギスハーン
しゅうきんへい

◆こうして見ると、チンギス・ハーンと習近平はどことなく似ていますね。
彼の魂のにはチンギス・ハーンの野望が今も生き続けているのでしょう。習近平が提唱する「一帯一路(2本のシルクロード)構想は、まさに北京を中心に世界を支配下に置こうというものです。

一帯一路構想

◆今生では武力による征服ではなく、買収と情報操作で欧米を制圧しようと考えているのでしょう。
そこで考え出されたのがAIIBという金融支配の罠でした。日米が加盟を躊躇している間に、ついに正体を現したようです。





英独も腰引ける やはりAIIBは中国“独裁” 拒否権、本部、総裁を独占

AIIB創立関係者

アジアインフラ投資銀行(AIIB)で、中国の独裁色が一段と強まった。懸念されていた通り、事実上の拒否権を握り、本部も総裁も自国で独占。参加のメリットをあおっていた欧州勢も、ドイツが理事ポストを敬遠し、英国も10番目の出資額となるなど腰が引けてしまっている。(夕刊フジ)

 創設メンバー57カ国から閣僚級が集まり、設立協定署名式が29日、北京市内で開かれる見通しだが、参加に慎重な日米が不安視していた要因は何ら払拭されなかった。

 資本金1000億ドル(約12兆4000億円)で発足し、中国は単独で29・8%を出資する最大の出資国となる。
議決権は85%が出資比率によって配分され、残り15%分は創設国に均等に配分される。中国の議決権は25%になり、事実上の拒否権を握る。


 本部を北京市内に置くほか、初代総裁は設立準備事務局長の金立群・元中国財政次官=元アジア開発銀行(ADB)副総裁=が有力視されるなど、国際金融機関とは名ばかりで、中国色が極めて強い。

前へ欧州各国も距離を置くような動きが目立つ。ドイツは出資額が中国、インド、ロシアに続く4番目にとどまり、単独での理事ポスト獲得も見送ったとされる。G7(先進7カ国)の先陣を切って参加表明した英国に至っては出資額が韓国やインドネシア、ブラジルなどを下回る10番目だ。

 中国財政省などは日本が歴代総裁を出しているADBなど国際金融機関から幹部級の人材を引き抜く動きをみせている。北京市内の高級住宅を提供するなど高待遇を提示しているという。人材不足も露呈したAIIBだが、このまま始動して大丈夫なのか。

http://www.sankei.com/economy/news/150618/ecn1506180016-n1.html




◆これから英独仏がどう出るかが見ものです。

EUが中国に不信感を持ち始めたのは遅きに失した感もありますが、気づかないよりましでしょう。
最近、米国は400万人分の公務員や政府関係者の個人情報を中国にハッキングされています。南沙諸島の軍事要塞化と相まって、中国に対する不信感が強まっています。





中国買収のホテル利用せず 米国務省、安全保障上の懸念? 9月の国連総会

高級ホテル


AP通信は17日、米国務省が毎年9月の国連総会シーズンに拠点を構えてきたニューヨークの高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア・ニューヨーク」を今年は利用しない方針を固めたと伝えた。同ホテルは昨年、中国の保険会社、安邦保険グループに売却されている。

 複数の当局者の話としている。理由は明らかにしていないという。売却時の条件では、旧オーナーの米ホテル大手が引き続き経営を担う一方で、施設の大規模改装が行われることになっており、米政府が「安全保障上の懸念」を抱いていた。盗聴やサイバースパイ行為が念頭にあるもよう。

 同ホテルには米大統領が宿泊してきたが、当局者は取りやめる可能性を示唆。高層階には米国のパワー国連大使が居住しているが、退去するかどうかは不明としている。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/150618/wor1506180026-n1.html





「南シナ海緊張高まれば致命的紛争」ASEAN、対中不信深く アジア安全保障2国間会談 

孫建国副参謀長

【シンガポール=吉村英輝】シンガポールで31日まで3日間にわたって開かれたアジア安全保障会議と並行して中国は2国間会談を積極的に行い、南シナ海での人工島建設への批判の広まりを抑えようと努めた。だが一部加盟国が領有権で対立する東南アジア諸国連合(ASEAN)側は、明確な説明をしない中国に対する不信を募らせている。

 「もし南シナ海の緊張が高まれば、私たちの時代で経験する最も致命的な紛争になる」。今年ASEANの議長国を務めるマレーシアのヒシャムディン国防相は5月30日の講演でこう語り、紛争回避へ向け中国と協議中の「行動規範」の策定を急ぐ必要を訴えた。

 中国がスプラトリー(中国名・南沙)諸島の人工島に火砲を構えたとの米国の情報は、昨年5月に中国の石油掘削強行をめぐり衝突したベトナムには看過できない事態だ。会議に参加したベトナムのグエン・チー・ビン国防次官はロイター通信に、「本当なら、複雑な状況にある南シナ海にとって非常に悪い兆候」と述べた。

 中国人民解放軍の孫建国・副総参謀長は5月30日、ベトナムと2国間会談を開き関係改善を模索。だがカーター米国防長官は31日、ベトナムを訪問し、軍事協力などの関係強化を進める。

シンガポールのウン・エンヘン国防相は31日の最終討論会で、南シナ海の現状を「相互信頼が生まれておらず、不安定化している」と指摘。2002年にASEANと中国が合意した「行動宣言」にも行動自粛が盛り込まれており「守られていれば、それだけで緊張は緩和する」と訴えた。

 さらに孫氏が「今後の行動で信用してもらう」と述べた発言を引用し、「とても良い言葉だ。約束通りの実行を期待する」と中国にクギを刺した。

http://www.sankei.com/world/news/150531/wor1505310035-n1.html




◆世界が中国と、習近平の嘘と偽善的政治手法に疑惑の目を向け始めています。現代のチンギス・ハーンの野望が叶えられることは、ほぼないでしょう。

習近平イラスト

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