利権あさりの匂い紛々



◆利権あさりの匂いが紛々とする新国立競技場騒動ですが、お雇い有識者会議が莫大な予算を了承したそうです。どうせ税金、他人のカネ、あとは野となれ山となれですかww




新国立競技場:総工費増大2520億円 有識者会議が了承

模型

毎日新聞 2015年07月07日 22時00分(最終更新 07月08日 00時08分)

2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設で、文部科学省が管轄する建設主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、東京都内で、将来構想有識者会議を開き、総工費2520億円とした現行案の実施設計を了承した。JSCは文科省に報告したうえで、一両日中にも施工業者と契約に入り、10月着工、19年5月の完成を目指す。

 JSCの説明では、総工費は2520億円で、昨年5月の基本設計段階の1625億円より、895億円膨らんだ。だが、20年の大会後に設置を先送りした開閉式屋根や、電動式可動席から変更した1万5000席分の仮設席などの整備費は含まれていないため、総工費はさらに増える。

 また、JSCは1625億円のうち、屋根(95億円)や可動席(103億円)など260億円分を差し引いた1365億円の部分だけで2520億円に膨らんだと説明した。増額要因は開閉式屋根を支える巨大な2本の弓状の構造物(キールアーチ)による部分が最大の約765億円。構造の特殊性から施工できる業者が限られ、建設費が想定を大幅に超えた。このほか、建築資材や人件費の高騰で約350億円、消費税増税に伴って約40億円が増え、合わせて約1155億円の増額となった。

 また、建設後、50年間に必要な改修費も総工費の増大に連動して1046億円と試算され、基本設計段階の656億円から膨らんだ。一方、屋根を設置した後の年間収支も修繕費などの増加が見込まれるため、黒字幅は基本設計段階の3億3000万円から3800万円に大幅に減少した。後から屋根を設置する際の工期は約1年が見込まれ、その間は使用できないため、赤字に陥る見通しだ。

 有識者会議はJSCの河野一郎理事長の私的諮問機関。関係団体の幹部らがそろっており、実質的には最終的な意思決定機関となっている。槙文彦氏ら建築家グループは開閉式屋根などをなくしてコストを削減する代替案を提案してきたが、これで見送られることになった。

JSCは見送りの判断について、設計のやり直しによる工期の遅れの懸念を挙げた。また、解約するとデザインしたザハ・ハディド氏へ出来高13億円を支払う必要があることや、損害賠償などの法的手段に訴えられる恐れがあることも付け加えた。

 JSCの河野理事長は「整備にさまざまな指摘や課題があることは厳粛に受け止めたい。今後、建設に向けて可能な限り、コストについての説明を国民に行っていきたい」と述べた。【藤野智成】


 ◇解説…現実直視し変更決断を

 「世界に類のない、世界に誇れる国立競技場を」とのうたい文句で国際公募したデザイン案から選ばれたのが、キールアーチが特徴の建築家ザハ・ハディド氏の原案だった。安倍晋三首相は2013年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会での招致演説で、「ほかの、どんな競技場とも似ていない真新しいスタジアム」と胸を張った。

だが、見積もりの甘さから総工費が招致段階の2倍近くまで膨らんだ計画はとても誇れるものではなく、コスト削減を図るIOCの五輪改革の精神にも反する。

 さらに、現時点での総工費2520億円に加え、開閉式屋根の設置など大会後の整備を含めれば、2年前に最大3000億円とされた試算に再び近づく。理由は明らかだ。政府関係者が「総理が公約したものだから撤回するわけにはいかない」と明かすように、現行のデザインにこだわるあまり、計画の見直しに最後まで踏み切れなかった。

 基本設計段階から総工費が膨らんだ要因で、JSCが公表したものの最大は「新国立競技場の特殊性」。

キールアーチは工場内で切り出して加工した大量の鉄骨を現場まで運び、その場で溶接して組み立てる難しい工法だ。

専門の技術を持つ職人も多数必要となる。この日になって、ようやく工費の概要が示されたが、身内の有識者会議の委員ですら「情報開示が遅い」と指摘する状況では国民が納得できるはずもない。

総工費はいくらになるのか、財源はどうするのか。文部科学省もJSCも「今後、丁寧に説明したい」と述べたが、基本的な疑問に答えられない現段階で、計画を了承するのは強引過ぎた。

 大会組織委員会の森喜朗会長は、新国立競技場が旧国立競技場と同様に50年以上にわたる「日本のスポーツの聖地となることが願い」と語り、総工費に批判が集まることへの火消しを図った。

しかし、いまだ責任の所在もはっきりしない状況で、50年後の夢を語られてもむなしく響く。現実を直視して、必要ならば変更に踏み切る決断も求められる。このままでは「負の遺産」の象徴として語り継がれかねない。【田原和宏】

http://mainichi.jp/sports/news/20150708k0000m050095000c.html




◆まるで戦艦大和や武蔵のような巨艦虚報に拘る、戦前の大日本帝国海軍へ回帰したかのような印象を受けます。世界最大の戦艦大和と武蔵は日本の浮沈をかけ巨額の税金を投入して建造されましたが出撃して戦う間もなく両艦とも撃沈され海の藻屑となりました。大きすぎて小回りが利かず、目立ちすぎて標的にされ米軍に集中攻撃されたのです。

◆なんでも大きければいいという訳ではありません。競技場はアスリートと観客が快適にスポーツを楽しめる場所であればいいのであり、見栄を張って形にこだわる必要はありません。50年先を見越してなどと言っていますが、「来年のことを言うと鬼が笑う」という言葉もあります。スタジアムの構造は2本のキールアーチには柱やリブを使わないそうですから耐震性がぜい弱ではないでしょうか。またコンクリートの耐用年数は50年と言われており、毎年莫大な維持管理費がかかります。

JSCは新しく設計のやり直しをすれば、デザインしたザハ・ハディド氏へ出来高13億円を支払う必要があることや、損害賠償などの法的手段に訴えられる恐れがあると、あくまでも原案を死守したいようですが、13億円払ってもまだこちらの方が理にかなっているのではないかと思います。




浪速に学べ! ガンバ大阪新スタジアムは新国立の「18分の1」

スタジアムを作ろう

ガンバ大阪シタジアム

2520億円以上に膨れ上がること間違いナシの新国立競技場の建設費。資材高騰や消費税の影響なんてもっともらしい理屈が並べられているが、今秋に完成予定のJリーグ「ガンバ大阪」の新スタジアム(大阪府吹田市)と比べたら、どれも「大ウソ」と分かるだろう。

 現在、建設中の新スタジアムは、関西で初の国際Aマッチ使用基準を満たし、収容人数4万人。屋根部分にソーラーパネルを設置した最新設備だ。驚くのはその整備費用。ナント! 新国立競技場の建設費用の18分の1の140億円だ。一体なぜ、同じ国際競技場なのに値段がこれほど違うのか。ガンバ大阪の広報担当者はこう言う。

「業者と幾度となく折衝を重ねた結果、140億円になりました。それでも、国際試合に耐え得る十分な施設です」

 さすがは交渉上手の「浪速の商人」というべきか。相当厳しく“値切った”のだろう。それに比べて高すぎるのが新国立競技場だ。今の見積もりでも、ガンバ大阪の新スタジアムは20個近くできるではないか。サッカージャーナリストの後藤健生氏はこう言う。

「ガンバの新スタジアムのように、一般的な競技場なら建設費は100億~200億円程度。大規模なさいたまスタジアムでさえ、500億円もかかっていません。オリンピックスタジアムの2520億円という費用は常軌を逸していますよ」

 業者の言いなりで値を吊り上げられている日本スポーツ振興センターは、「ガンバ大阪」方式の“交渉術”を学ぶべきだ。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161559/2




◆どう見ても、この騒動は怪しいところが多すぎます。このデザインを熱心に推奨したのは審査委員長である建築家の安藤忠雄氏だそうですが、建築家ならこれがどれほど厄介な代物になるか解りそうなものですが、あえてこのデザインに拘ったには何か理由があったのではないかと思われます。

安藤忠雄

◆ご本人の設計した建築物はほとんどが直線的で無機質なコンクリートの打ちっ放なしで、どこか殺伐としたものが感じられます。だから自分にない感性、非対照的な曲線と色彩にあふれた女性的なデザインに惹かれたのかもしれません。

◆オリンピックを誘致すればゼネコンが沸き立ちます。大会組織委員会の森喜朗会長には大勢の関係者がすり寄っていろんなオイシイ話を持ちかけてくるのが目に見えるようです。

新聞記事

安藤氏がこの厄介な設計デザインを選んだのは、故意に建設予算を膨らませるよう、誰かに依頼されたのではないかという疑念が湧きます。

6/22 新国立競技場 「強行すれば世紀の愚挙」 (槇 文彦氏異論)


新国立競技場建設 3つの利権


【新国立競技場】工費は900億円アップなのにアーチは維持?!「無意味な出費に何故こだわる?」(山田 五郎)


新国立競技場デザインコンペが八百長出来レースであった/証拠写真集
http://loveriver.net/stadium/compe/

◆そもそもオリンピック開催国は儲かるのかどうかというと、かなり曖昧です。
儲かる場合もあるし、損する場合もあるでしょう。オリンピック後に使わないであろうインフラを無理やり整備したり、建築物を建てると損をします。

◆日本の場合、莫大な税金を投入せずともすでに十分な施設があるのです。民間企業が持っている立派なスタジアムがそこかしこに有ります。

#日産スタジアム
日産スタジアム
日産スタジアム2

#味の素スタジアム

味の素スタジアム
味の素

#埼玉スタジアム

埼玉スタジアム

埼玉スタジアム2

◆これらのスタジアムを借りあげて開催する方法もあるわけです。
わずか15日間の競技のために巨額の税金を投入することはありません。それではゼネコンが儲からないですって?
だったら、浮いたお金で、街中の電柱を地下に埋めるとか、国土強靭化のため老朽化した橋や線路や団地などのインフラ・メンテナンスをすればいいのです。


(余談ですが)
問題の競技場のデザインは自転車用のヘルメットからヒントをえたものでしょうね。

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