軍人と政治家



◆トルコ軍がSU-24撃墜についてロシアに正直に事情説明をして、エルドアン大統領の悪辣さが際立ってきました。




撃墜機、ロシア軍機と知らず=武官に直接説明―トルコ軍

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 【エルサレム時事】トルコ軍は25日、声明を出し、シリア国境付近で撃墜した軍用機がロシア軍機だったとは知らなかったと明らかにした。アナトリア通信などが伝えた。トルコ軍はこの日、ロシア大使館の武官らを本部に招き、撃墜時の状況を説明、「あらゆる情報を提供する用意がある」と協力の意思を示したという。

 トルコ軍は撃墜機について「国籍は分からず、交戦規定が自動的に適用された」と強調。また、撃墜後、緊急脱出した乗員2人を救助するために多大な努力をしたと述べた。

 トルコ軍は、ロシア武官らとの会談時、ロシア側からの疑問には「すべて回答」し、撃墜機のレーダーの航跡図も提示したという。 
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%92%83%E5%A2%9C%E6%A9%9F%E3%80%81%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%BB%8D%E6%A9%9F%E3%81%A8%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9A%EF%BC%9D%E6%AD%A6%E5%AE%98%E3%81%AB%E7%9B%B4%E6%8E%A5%E8%AA%AC%E6%98%8E%E2%80%95%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E8%BB%8D/ar-AAfGcsT




◆トルコ軍は自分たちが撃墜した戦闘機がロシア軍であったと認識していなかった。国籍が解らず、交戦規定が自動的に適用されたと言っていますが、それは本当だとすれば、スクランブル命令を出した本人に責任があります。撃墜機のレーダー航跡図も提示されたとなればロシア機が領空侵犯していたのかどうかすぐわかることです。トルコの軍人たちは軍人としての名誉と誇りに傷がつくのを恐れ正直に命令に従っただけで、意図して攻撃したのではないと弁明したかったのでしょう。

◆軍人は命令に従い職務を全うする使命を負っているので、命令が出されたら、躊躇することなく出撃します。
しかしそれが国際法や軍法に違反した命令であれば事情は変わってきます。これについてロシア側は次のような声明を出しています。




ロシアのザハロワ報道官は、次のように語った‐

ザハロワ

「私たちには、トルコが民間人ではなく、トルコ軍に撃墜されたロシアの航空機に関して世界のマスコミが報じた映像の中で皆さんが見ることのできる、疑う余地のない人物たちの運命を案じているように思われる」。

またザハロワ報道官は、ロシアの戦闘機スホイ24が撃墜されたことについて、NATOはロシアに責任を負わせようとしており、NATOは未だに哀悼の意を表していないと指摘した。

さらに報道官は、NATOの代表者たちが、死亡したパイロットの遺体が愚弄されている映像に関する自身の見解を述べるのを拒否したことについて、恥さらしだと指摘した。

ザハロワ報道官によると、NATOで働いている人たちは軍事分野でなんらかの経験を持つ人たちであるため、彼らは軍人の名誉と尊厳の概念を知っているはずだ。報道官はまた、NATOは事実上、トルコに世界の安全保障を脅かす行動の免罪符を与えたとの見方を示し、次のように語った‐

「対テロ作戦を遂行し、真剣に私たち全員を国際テロリズムから守っていたロシア機が撃墜された。悲劇の結果、ロシアの軍人たちが死亡した。私は皆さんに今日のブリーフィングの初めに、彼らの冥福を祈り、黙とうを捧げることをお願いしたい。ご起立願います」。

http://jp.sputniknews.com/politics/20151127/1232465.html




◆軍の最高指揮官はエルドアン大統領です。彼がISISを肥後するためにロシア機撃墜命令を出したのは間違いないと言うことでしょう。スプートニックの風刺漫画でもエルドアンの差し金であるとしています。

プーチン


後ろから


エルドアン1


◆トルコはNATO(北大西洋条約機構)の一員であることから、ロシアが戦争を仕掛けてくることはないとエルアンは高をくくっているのです。NATOは米合衆国とカナダおよびヨーロッパ諸国によって結成された軍事同盟です。トルコに戦争を仕掛けるとロシアはこの連合国すべてを相手に戦うことになるので迂闊にトルコを叩けないのです。
それが証拠にトルコ外相が大口をたたいています。




ロシアに謝罪の必要なし=トルコ外相

【エルサレム時事】AFP通信によると、トルコのチャブシオール外相は26日、ロシア軍機撃墜について「謝罪する必要はない」と述べた。

http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AB%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E3%81%AE%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%81%97%EF%BC%9D%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E5%A4%96%E7%9B%B8/ar-AAfGPEz




◆悔しい思いをしているロシア人たちが在露トルコ大使館前に集まって罵声を浴びせ、卵を投げたりしているようです。
しかしロシアと本格的に対立してしまうと、トルコも経済的に大きな損失が出ることから、一方では修復を試みている様子です。





トルコ、修復を模索 ロ、直接会談を拒否

【モスクワ、カイロ共同】トルコによるロシア軍機撃墜を受け、トルコのチャブシオール外相は25日、ロシアのラブロフ外相に電話をかけ協議を行った。チャブシオール氏は外相同士の直接会談の開催を求めたが、ラブロフ氏は断った。ラブロフ氏が明らかにした。撃墜後、両国外相による協議は初めてとみられる。

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 ラブロフ氏は電話協議後の記者会見で、トルコは「事前に計画し、確固たる目的」を持って撃墜したと指摘、両国関係を「真剣に見直さなければならない」と述べた。ロシアはトルコによる撃墜を厳しく批判すると同時に、トルコが歩み寄っているとの印象付けを狙っているとみられる。(共同通信)

http://news.mynavi.jp/news/2015/11/25/584/




◆軍人が政権を握ると、軍律で社会を規制しようとしますので、どうしても独裁的になってしまいますが、彼等の舌は一枚です。しかし政治家の舌は二枚も三枚もあります。腹黒い商売人が権力の座につくと腐敗、不公正がはびこり、倫理道徳は地に落ちます。その上権力を失うまいと権限を自分に集中させ、独裁的になっていくというパターンが多いようです。エルドアンは習近平同様の偉大病を患って再びオスマン帝国を復活させようとしていると指摘する声もあるようです。

エルドアン

◆それにしても中東のカオスは何時までつづくのでしょうか?

米国の聖書のドームス・デイを信じる人々は滅びの兆候を寄せ集めて怯えています。そしてキリストの救いに一縷の望みをかけているようです。

SIGNS OF THE END PART 124 - LATEST EVENTS NOVEMBER 2015





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