中国は民主化へ向かうのか?



◆国際ルールを踏みにじり、札束で横面を張り倒すような外交を続けてきた習近平が、民主主義を標榜する米国や英国で恥をかかされたことで少しは心境の変化が起きているのかもしれません。

晩さん会1

米中会談


これまで通りのやり方ではグローバル世界から孤立するという危機意識が芽生えているのでしょう、習近平に公開状を出した中国人の興味深い記事があります。





故「中共元老」大将の息子、習近平に公開状 独裁政治の終結呼びかけ


2015/12/11 23:12

中国共産党元老の一人で、毛沢東の忠実な臣下とされた故・羅瑞卿大将の息子が12月3日、香港メディア「アップルデイリー」に、共産党による独裁政権を終わらせるよう習近平国家主席に訴える公開状を発表した。

 羅瑞卿大将の次男・羅宇(71)氏は「義弟・習近平君と協議したい」と題する公開状で、十歳年下で同じ「紅二代」の習近平氏に、中国の現状について自身の見解を述べた。羅氏によると、習近平政権は周永康と薄熙来らが企てたクーデターを阻止することに成功したが、反腐敗キャンペーンは「党全体が腐敗しているから既存の方法では成功しない」という。

「全員が汚職に手を染めているとき、誰があなたに協力できるだろうか。7人の常任委員のうち、1人は支持し、1人は中立の立場にいる。しかし残りの4人は失敗を待っているようだ」と警告した。

 また羅氏は、現在の中国は信仰、道徳、環境、経済、金融、教育、医療、資源など、全ての面において「危機が迫っている」とし、「根本的な原因は中国共産党の独裁政治だ」と断言。習主席が取る次のステップとして「本気で反腐敗をするなら、順序立てて徐々に民主化へと歩むしかない」とアドバイスした。下記はその手順と羅氏の持論。

 1.メディアを解禁する

▼報道の自由があれば、役人も暴露されるのを恐れて不正行為に抑制することができる。

 2.一党独裁政治をやめる

▼中国にも憲法はあるが、共産党をはじめ誰も憲法を順守していない。

 3.司法権を独立させる

▼文化大革命、天安門事件、法輪功への迫害、これら全ては憲法に違反した行為で、しかも中央が先頭に立って憲法違反をしている。

 4.選挙を行う


▼選挙で選ばれた役人は簡単に不正行為できない。

5.軍隊を国家化にする

▼軍隊を政治闘争のための道具として使ってはならない。

 「この5つは民主政権の基礎であるが、現在の共産党政権には一つもない。そのため独裁専制と呼ばれ、世界で最も遅れた反人間性の政治制度だ」と羅氏は指摘した。

羅宇

習近平氏を「義弟」と呼ぶ羅宇氏(大紀元資料)

 羅氏は公開状で、習氏とは親世代から家族絡みの付き合いがあったことを明かした。「兄弟のように語り合いたいが、独裁政権下では不可能で、海の向こうから呼びかけるしかない」とつづった。
 羅宇氏はかつて中国人民解放軍総参謀部に所属。当時の階級は大校(上級大佐)。天安門事件での共産党による学生鎮圧に不満を抱き、1989年にフランス航空ショーに出席して、そのまま海外に残った。1992年に当時の江沢民主席によって軍籍と党籍を剥奪された。
 この公開状が発表された後、大紀元は羅宇氏に独占インタビューを行った。内容を近日中に掲載する予定。

(翻訳編集・単馨)

http://www.epochtimes.jp/2015/12/24925.html





◆親世代から家族ぐるみで親交があった間柄であるからこうした呼び掛けができるのでしょう。江沢民一派に何度も殺されかけた習近平ですが、あらかたその勢力を抑え込むことができたので、中国の日本叩きは一段落したように見えます。日本の企業焼打ち騒動は江沢民一派による習近平政権への嫌がらせであり、習近平がやらせたことではなかったのでしょう。毛沢東路線を引き継いだ最悪の独裁者、江沢民と決別し、民主化への道を歩む積りかもしれません。




【特別取材】習近平主席、民主化へ歩み=元北京大学助教授

 海外交流サイト・フェイスブック(Facebook)の部分解禁、中台初の首脳会談、次期党後継者の指名制廃止のうわさ。最近の中国政策は歴代の共産党政権と異なっている。

焦国標

元北京大学ジャーナリズム学部助教授・焦国標氏は大紀元の取材に対し、「習近平氏は民主化へと歩み始めている」との見方を示した。

 フェイスブックの部分解禁


 中国本土では利用禁止の世界最大ソーシャル・メディア、フェイスブックが最近、「利用できる」との声が中国国内ネット利用者の間で上がっている。ネット検閲と封鎖を緩和したものと考えられている。
 これについて、焦氏は「中国政局の安定さに相応して、部分解禁させるだろう」と見ている。また海外メディアへの封鎖について「比較的、国内情勢が落ち着いていれば、解禁される可能性もある」と述べた。

 台湾政策の変化

 台湾政策についても、「良い兆し」が見えるという。一つは11月7日に実現した分断後初の中台首脳会談「習馬会」で、もう一つは来年予定されている、孫文生誕150周年を祝う大規模な式典の開催だ。

 これまで共産党政権は、マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、毛沢東の思想を党の『正統派』と見なしてきたが、孫文が含まれることはなかった。今までの党首は、自分の地位や正統性を守るため、台湾との関わりを避けてきた。しかし習近平氏は違う。以前の共産党政権ではありえなかった」と述べた。

 焦氏は、中台首脳会談で、習氏と馬氏は所属するそれぞれの政党(共産党、国民党)について全く触れず、「民族」や「同胞」という言葉を用いたことに注目。「中台は兄弟」とも発言した習氏は「文化や民族の面に立って構想している」と指摘した。

 そして、来年は蔡英文氏が台湾総統に当選すれば、ふたたび習氏との会談が行われると焦氏は予測した。

習近平氏は歴代の共産党リーダーと違う


 「習氏のやり方は全く新しい。共産党高層部のなかでも異彩を放っている」と焦氏は明言する。

 中国国内のネットでは、習氏は、毛沢東時代から続いていた党後継者の指名制を廃止するとのうわさが流れている。実現すれば、大きな民主化への一歩となる。廃止となった後の党首の選出方法について「例えば、党内で選挙制の採用もありうる」と予測した。

 習氏は今年8月、中国共産党の幹部養成機関・中国共産党中央党校で「国学」を学ぶことを強調した。国家の官僚として、中国伝統文化の教養を身に付け、仏教や神学のような人類の文化について知ることは非常に重要であると話したという。

 機が熟している中国 決断力があれば どんな政策の実行も可能


 焦氏は、習氏の権力はほぼ安定しており、同時に国民の民意と共通認識の一致も、ある程度に達していると指摘。「一人っ子政策の廃止や台湾首脳との会談など、すべて機が熟していなければ成り立たなかった」と見ている。

 現在、法輪功学習者の弾圧を指示した中国元国家主席・江沢民氏を告訴する動きが世界中で広まっている。「江氏の反人類的な政策に従った全ての政府高官が反腐敗の対象になるだろう」と江派の摘発を予測し、さらに「江沢民告訴は中国の歴史上の1ページとなる」と述べた

http://www.epochtimes.jp/2015/11/24806.html





外国人の問い「中国メディア、どこが一番正しい?」ネットで議論呼ぶ

新聞


中国の実業家は最近、外国人から「中国はどのメディアが一番正しいか」という質問を投げかけられたが、いまだに答えられないことを、自身のミニブログ・微博に明かした。この発言は、ネットで話題となり、報道のあり方について、有識者を巻き込んで議論に発展した。

 中国国内では当局のメディア検閲と規制が厳しく、報道の自由にたいする侵害は強い。国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」の「報道の自由度ランキング2015」によると、対象となった180の国・地域のなかで、中国は176位だった。

 中国不動産大手「SOHO中国」の潘石屹会長は、冒頭の外国人の問いに「回答に困っている」と微博につぶやいた。潘会長は、微博で1734万人のファンを抱える、社会的影響力の大きい人物。

11月28日、中国不動産大手「SOHO中国」の潘石屹会長の発言。「1人の外国人から、中国でメディアが最も正しいか? と聞かれた。この簡単な問いに、まだ答えられない」

スクリーンショット

(潘石屹会長の微博アカウント/スクリーンショット)

 潘会長のファンのなかには有識者も多い。この質問をきっかけに、中国メディアのあり方について、相次いで意見した。

人民大学教授の張鳴氏は「人民日報いわく、60年間、でたらめは一つも書かなかった」と皮肉たっぷりに述べ、ユーザーから笑いを誘った。メディア関係者・章文氏も「バカだな、環球時報の海外批判は正確無比だろう」と茶々を入れた。

 共産党の宣伝が多く、信頼度の低い中国メディアに、ネット利用者の声からは失望感が伝わる。いっぽうで、ブログなど個人メディアの分析や見解に、期待が集まっている。

 上海の翁広宗弁護士「中国に記者はいない。代弁者しかいない」

 建築士「中国には世界の記者クラブに認められたメディアは一つもない。あるのは伝達の道具だけ」

 陕西省のユーザー「中国メディアが報道したことはメディア自身の関係者も信じていない。現状はどうにもならない」

 山東省のユーザー「外国人はお見通しだ」

 広州のユーザー「本当のことを話せるのは、個人メディアしかない」

 中国共産党は権力を維持するため「ペン」と「銃」を使い分けてきた。嘘で国民を扇動し、武力で反体制派を鎮圧する。

 米国ニューヨーク大学で長年、中国の政治経済について研究してきた夏明教授は、大紀元の取材に対して、共産党の弱体化と市民意識の明確化について述べた。「近年、国民意識が目覚めてきており、多くの中国人は共産党の本質に気づいている。官製メディアを信用する者はほとんどいない。また多くのネット利用者は、共産党をおおやけに糾弾し、その力はますます大きくなっている。共産党勢力は昔と違ってかなり弱まっている」

(翻訳編集・山本アキ)

http://www.epochtimes.jp/2015/12/24882.html




◆中国共産党の弱体化はハザーリアン・マフィアの衰退と一対をなすもので、天の計らいによるものでしょう。
メデイアの解放と選挙制度導入は民主化に不可欠ですが、14億人の多民族国家です、ただすんなりと民主化できるかどうか甚だ不透明です。ソ連が崩壊したときのような騒動にならないとは限りません。

▼怖いのは、既得権を失った人民軍のクーデターだニャ!

Ammo Cat - Armed and Ready

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