北極と南極の氷河異変



◆今日は冬至、北半球では一年のうちで最も日の出から日没までの時間が短い日ですが、モスクワでは雪が降るどころか、春に咲く花が咲き始めたと言うことです。日本でもあちらこちらで桜が開花したということで、気候変動が心配されています。

◆近年の北半球は温暖化で北極氷河の減少が著しいようで、北極熊の絶越が危惧されています。


シロクマ

◆また海氷の減少は大型海洋哺乳類の生息を脅かしています。セイウチは繁殖、捕食、嵐や天敵から避難する場所として氷河を利用していますが、氷が解けて住処を失ったセイウチ3万5千頭の大群が、米アラスカ州北西部の陸地に押し寄せているそうです。

セイウチ

◆群れの過密化や餌が捕りにくく、過密化が子どものセイウチを圧死させていると伝えられています。こうした気候変動により魚の生息地も移動するので漁業にも大きな影響を与えているようです。

セイウチ2

◆ところが北極の氷が解けているのに、南極の氷は増加しているとNASAが発表しています。




南極の氷「実は増えてた」…北極では減少なのに NASA


南極2

地球温暖化にともなって減少していると考えられていた南極の氷が、1992年から2008年までの間に増えていたことが、米航空宇宙局(NASA)の観測で明らかになった。

 NASAの地球観測所の研究チームは、人工衛星を使って氷床表面の厚さの観測を続けた結果、1992年から2008年にかけて氷は年間1120億トンのペースで増加していることが判明した。2003年から08年にかけて増加のペースは鈍ったが、それでも年に820億トン増加していたという。

 国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が2013年に発表した第5次評価報告書では、南極の氷床は過去20年間に「高い確信度」で減少してきたとされており、NASAの観測と食い違う結果を示している。

 観測チームによると、南極大陸の北西部に位置する南極半島では減り続けているが、内陸部や東部では減少分を上回る勢いで増え続けている。

 氷床から採取したサンプルを分析したところ、南極では1万年前から降雪量が増加傾向にあり、これが溶けずに蓄積したのが原因だとみられている。

 一方で、北極域では1979年以降、急速に減少している。10年間平均では海氷が3~4%、ひと夏以上経過した越年氷では10%以上減り続けている。NASAの観測チームは「北極海と南極の違いを考えると、気候変動が地球上で一律ではないことがわかる。南極で氷が増えているとはいえ、その増加率は北極での減少分を補うことはできない」と話している。

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/1/11368.html






NASAの最新研究 南極の氷河は増加中


2015/12/15 07:00

 アメリカ航空宇宙局(NASA)の最新の研究結果によると、南極の氷河面積は増加傾向にあり、2013年に発表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の「南極の氷河は減少しつつある」という指摘とは、逆の結果となった。

 ニューヨークに拠点を置く、アメリカ合衆国のビジネスや技術関連のニュースを専門とするウェブサイト「ビジネスインサイダー」11月4日の報道では、アメリカ航空宇宙局が最新の研究結果から「南極の氷河が融けるスピードは氷層が新たに形成されるスピードより遅く、その結果、南極全体の氷層はむしろ増えつつある」と指摘したと伝えた。

 NASAのゴダード宇宙飛行センターの氷河専門家ジャイ・ズワルリ博士(Jay Zwally)は、衛星レーザー高度測量器を用いて氷層の高さを広範囲に測量した。そこから得られたデータを分析した結果、氷河の融解量よりも降雪による氷層の増加量の方が多いことが確認された。これにより、南極の氷河の融解が海水面の上昇を引き起こしている訳ではないという結論が導き出された。

 「南極の氷河の融解が、海水面上昇の本当の原因ではない。これは良いニュースであり、悪いニュースでもある。海水面の上昇には、我々がまだ確認できていない原因が存在しているという事実が証明されたのである」とジャイ・ズワルリ博士は指摘した。

(翻訳編集・勝田)

http://www.epochtimes.jp/2015/12/24897.html





◆南北での氷河の増減についてNASAとICPPの見解は正反対であり専門家の間でも意見が分かれていますが、衛星写真では確かに北極では減少し南極大陸では拡大しています。

北極と南極

◆この違いは南極と北極では氷の性質が違うからだという説があります。





こんなに違う! 北極の氷と南極の氷


2014年7月1日 19:12

北極の氷は海水が凍結してできた「海氷」と呼ばれるもの。氷の結晶は塩分を追い出しながら大きくなるので、海氷には細かいしずくとなった濃い塩水が含まれている。そのため真水が固まった氷よりもろい。北極の氷の厚みは、グリーンランドやカナダ北部沿岸などの一部では30メートルほどあるが、それ以外では数メートル。ちなみに北極の氷は海流や風で流されて溶けてしまうため、5年以上のものはほとんどない。

氷の違い

一方、南極の氷は雪が積もって氷となって重なったもの。厚い部分は4800mもある。最も古い氷は100万年以上も前のものと推測される。氷の中に含まれた火山灰や花粉は貴重な研究サンプルとなる。

そんなわけで、北極と南極の氷は味も違う。塩水を含む北極の氷は塩辛い。南極の氷はミネラルを含まないので無味無臭。南極の氷を溶かした水の純度は極めて高く、イオン交換樹脂等で精製した水と同等もしくはそれ以上だ。

http://ichigaku-rakukou.net/geography/2009/





◆南北両極の気象パターンが変動しているのは、セントラルサンからのエネルギー流入で地球が次元上昇していることと関係しているのでしょう。

星座

北半球の温暖化で米国では毎日のようにハリケーン、洪水、渇水、山火事などが頻発しています。

ハリケーン

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山火事

雪など見たこともない中東の人々が大雪に見舞われたり、夏でも冷房装置が必要でなかったヨーロッパ各国を猛暑が襲い死者が出るなどの被害も珍しいものではなくなりつつあります。

エルサレム

◆北極の氷が減少することで生体系に影響を与えていますが、人間にとって悪いことばかりではないようです。北極海航路が出来るのでアジアとヨーロッパの距離が縮むので日本にとってもよいことだと海運会社などは期待しているようです。

img4.jpg


ヨーロッパとアジアを結ぶ航路。赤線はスエズ運河・マラッカ海峡経由の一般的な航路、青線がユーラシア大陸の北を回る北極海航路。


◆北極海航路は欧州とアジアを結ぶ最短の海上ルートと考えられ、スエズ運河経由よりも約4割短縮されるというメリットがあります。

船

米地質調査所によると、北極海の海底には石油が世界全体の13%、天然ガスが同30%あると推定され、豊富な鉱物資源も存在するとみられるそうですが、人類はどうして地球を痛めつけることばかり考えるのでしょうか。

sirokuma2.jpg

▼本当にクマったもんだニャア~!

困った

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