黄昏の世界金融システム



◆スイスのリゾート地ダボスで毎年冬に開かれる世界経済フォーラム、通称ダボス会議には世界中の著名な政治家、企業のトップ、学者、知識人ら3000人以上が集まり、現在の世界経済について話しあう場所でメガビジネスミーティングが行われますが、今年は中国経済の先行きが見通せないことと、欧州へ押し寄せる難民問題がネックで今一つ盛り上がりに欠けたまま閉幕となったようです。

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フランスのバルス首相は「統一ヨーロッパは、崩壊の危機にさらされている。EUは、数か月も持たない」と述べた。


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バルス首相は、ダボスでの世界経済フォーラムで「統一ヨーロッパは、大量移民流入危機や、ますます増大するテロリズムの脅威、そしてポピュリスト政党への支持の高まりから、崩壊の淵へと追い込まれている」と強調した・

なお昨年11月、ルクセンブルグのアスエルボーン外相も、同様の危惧の念を表明している。
アスエルボーン外相は、欧州における移民危機をコメントして「我々に残された時間は、恐らく全部で数か月だ。EUにとっても同じ程度の脅威が存在している」と述べた。


http://jp.sputniknews.com/europe/20160122/1473216.html#ixzz3y96GxlQS




◆フランスの首相の発言はEUがいかに絶望的な状態にあるかを如実に物語っています。著名なエリートがいくら知恵を絞っても、世界経済を維持することは既に不可能になっているのでしょう。ユダヤ金融が作り上げた資本主義経済が機能しなくなったのは、彼らが人類を借金奴隷にして強欲に高利を貪り、1%の者が残り99%の財産を搾取して社会に還元しなかったことの帰結です。通貨は血液と同様、世の中に広く循環して景気が活性化するのに、わずかな人たちの独占で社会が失血死するのです。

◆EUの状況は米国でも同様、共和党のロン・ポール元下院議員は2月19日にドルは完全に崩壊すると指摘しています。




ロン・ポールは、2016年2月19日にドル崩壊100%を警告

Ron Paul Warns of Dollar Collapse 100% On 19 Feb 2016.

Byマイク・パットン

過去数年、多くの専門家が我々の前途に対して危機を警告してきた。具体的な懸念は、米ドルの必然的な崩壊に集中していた。その中の一人が元上院議員ロン・ポール氏だ。彼がは米国の金融システムは、大惨事への道であると考えているとを述べている。この記事では、私は彼の意見のいくつかを共有し、そのような危機が実体場合どうなるかについて説明しよう。

ロンポール

通貨危機

ポール元議員によると、米国の通貨危機は避けられないという。1980年代のある日、レーガン大統領と海軍の船に乗っているとき、大統領は「これまでに、金本位制を放棄した国は、偉大な国家として生き残れなかった」と言った。
数十年前には、元連邦準備理事長、アラン・グリーンスパンも「金本位制でなければインフレを防ぐ方法がない。「金本位制でなければ、政府の無駄使いを制限するものは何もなく、限りなく浪費することが可能になり、国家の債務が異常に膨れ上がるとしてきしている。

関連: 経済システムのクラッシュは、2016年の可能性が最も高く誰もが痛みを感じるだろう。:ジェフ・バーウィック
金本位制が放棄され、何が我々の通貨を裏打ちしているのだろうか?信用!ドルを裏付ける実物財産に代わるものは「連邦政府の完全な信用と信頼」だけで支えられているのだ。

もし世界がドル紙幣への信頼を失えば、その値が急落して我々の暮らしは常に厳しいものになるのはわかっている。
では、いつその危機がくるのか我々が知ることが出来るだろうか?

ポールによれば、通貨危機の最初の兆候は、ドルの価値の急激な下落が起きるという。
我々の通貨の崩壊は、インフレのスパイクをもたらし、また、米金利の上昇が伴う。

ポールの予測は、かなり悲惨なものの、米国全体の金融システムの崩壊のためでもある。この問題が生じた場合、全体のリスクは、大規模なものだろう。

米国の金融システムが実際に破綻した場合、世界全体の金融システムに影響を与えることになる。
なぜかと言えば、中国と日本が米国債の最大の保有者であり、米国は18兆ドル以上の突出した借金があるので、ドルの崩壊は地球全体を破壊することになるからだ。
では、国家債務、数百万人のアメリカ人の心に重くのしかかる問題に目を向けてみよう。

米国の国家債務

政府が収入以上に費やしていると、結果は負債の追加になる。
米国は1776年の独立宣言の調印から2008年までに、連邦債務は10兆ドルを超過し、過去7年間で、負債は、ほぼ2倍18兆ドルになっている。

2019年には、 20.3兆ドルを超えることが予測されている。金利が上ると普通のアメリカ人だけでなく、連邦政府も衝撃を受けるだろう。まず、債務がさらに膨らむ原因となる、政府の借金のコストが増加する。

それは、金利の控えめな上昇でも債務は制御不能なにスパイラルに入ることは間違いないからだ。
その理由はワシントンがどっかりと借金に大きく依存し運営されているからだ。次に、それが拡大すれば、福祉国家を維持するのがより困難になる。

この事実だけが、政府の管理に依存する個人の街頭抗議デモが集団暴動に繋がるだろう。また、米国は世界中に展開する軍事基地の維持費の面でも、より困難な時期を迎えている。これは、安定性のない社会政治的環境と過激な行動の上昇につながるだろう。

さらに、政府の歳入不足で、かなり大規模な増税が行われ、中間層の最終的な崩壊につながる可能性がある。
最後に、我々がすでに見てきたように、連邦政府は、新たな収益源として401ksとIRASを標的にすると決めている。
これで、ある種の税金や手数料の形を取ることが可能になる。
ポール氏は、通常の貯蓄と他の資産への課税の可能性にも言及している。

もし政府が自分の立場がきつくなれば、過去我々が見てきたように厳しく押し付ける可能性がある。

社会不安


この議論は社会不安は言うまでもなく完全ではない。すでに見てきたように、マッチは点火されているが、多くの無秩序状態を明示するわけではない。

本質的には、有権者の間でかなり鬱積した不満の塊あるように思われる。
たとえば、誰がニューヨークのファーガソン、そしてボルチモアの事件を予期しただろうか?そして、これがただ氷山の一角かもしれないのだ。

一時的な政府の閉鎖も明確な可能性がある。したがって、私はこれがアメリカのより多くの市民の不安の始まりに過ぎないと思っている。

≪中略≫


最近では、中国が準備通貨としてのドルを除く、ドイツ、インド、他の人との取引が増加している。それは世界がゆっくりと離れドルから移行しているようだ。

これが続けば、米国は世界の基軸通貨としての地位を失う可能性がある。これは非常に多くの影響を持っているし、その上の議論は、この記事の範囲を超えている。

ポール氏はまた、10カ国がすでに貿易の基軸通貨としてのドルを段階的に廃止する文書に署名したと述べている。
なお、IMFは、新しい世界の準備通貨システムを提案している。

しかし一方、米国経済が好転途上にあり、株式市場は過去最高の近くにあると主張している。したがって、物事はすべてが悪いことばかりではない。これは真実であるが、ポールによると、FRBの金融政策や政治指導者によって株式が上昇しているという。

彼はまた、かつて、お金を印刷することでこの種の問題を解決することはないと述べた。

そして米国と同様の問題を抱えていた国の例として、ドイツ、ロシア、アルゼンチン、ブラジル、チリ、日本、中国、ウクライナ、イタリア、アイルランド、ポルトガル、スペインを引用し、まだどの国も印刷機を使用することで彼らの問題から逃れることはできなかったと述べた。

米国はかつての下院議員ロン・ポールによって提案された進路に従うのだろうか?

http://beforeitsnews.com/self-sufficiency/2015/12/ron-paul-warns-of-dollar-collapse-100-in-19-feb-2016-2498402.html




◆ロン・ポールが2月19日にドルのクラッシュが起きると断定した根拠が今一つ解りませんが、ずいぶん前から決められていたのかもしれません。日本は1000兆円近い米国債を保有していますから米国がデフォルトすると、えらいことになります。

米政府は国民年金基金104Kに目をつけているようですが、日本でも同様のことが起きるのではないかという危惧があります。どうも郵貯やかんぽが狙われている節がありますから・・・


▼いよいよ年金が終わるのかニャ?

心配顔

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