「習核心」で中国の民主化なるか?



◆習近平の虎退治はほぼ終わったようで、中国共産党に変化が起きています。おそらく江沢民政権の時代に逮捕投獄されていたと思われる受刑者たちが特赦で放免されていると言い、その数3万人と言うから驚きです。



習近平国家主席、受刑者およそ3万人特赦

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2016/01/29 15:11

中国政府系メディアが報じたところによると、習近平国家主席は、昨年末までに受刑者3万1527人に対する大規模な特赦を行った。そのうち、事件当時に18歳未満だった服役者の割合は94%。

 国営の新華社通信ニュースサイト、新華網の26日の報道によると、今回の特赦の対象者は、中国共産党の下で抗日戦争などの戦争に参加したことがある者、75歳以上で体に重い障害があり、自立した生活を営むことが難しい者、事件当時に18歳未満で、懲役3年以下の者、または残りの刑期が1年以下の者だった。

 習主席は、昨年8月29日から国家主席特赦令への署名を開始している。

 今回の特赦は1975年毛沢東が行って以来40年ぶりで、非戦争参加者がはじめて対象になっている。米人権団体「米中対話財団(Dui Hua Foundation)」の幹部ジョン・カンム氏は米メディアに対し、「毛沢東以外の歴代トップ(鄧小平、江沢民、胡錦濤)が踏み切れない特赦を習近平が行った。(最高指導者としての)自信をみせている」と見解を述べた。中国問題専門家からは「習近平氏が全面的に政権の主導権を握ったことを意味する」との見方もある。

(翻訳編集・桜井信一)

http://www.epochtimes.jp/2016/01/25146.html





◆釈放された受刑者たちは、法輪功の学習者たちであり、冤罪で逮捕監禁されていたのだと思われます。法輪功学習者の弾圧は国際社会から糾弾され非難されていますので、江沢民の犯罪を暴き立証し逮捕して、自分は江沢民とは何の関係もないことを示すためにも、受刑者を早く放免にする必要があったのでしょう。釈放された受刑者たちは危機一髪でした、もう少し虎退治が遅れていたら、生きたまま臓器を抜き取られているところでした。

◆江沢民一派の影響力を一掃し、腐敗官僚の逮捕が進んでいることで、中国における習近平の求心力は日々高まっているようです。




「習核心」確立の意味

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2016/02/18 07:00

 丙申年を迎え、中国の官界では習近平を中心とする「習核心」という称呼が日増しに高まっている。「習核心」は決して随意に口にするお世辞の類いではない。それは政治情勢の新動向を反映し、更なる大変化を兆しているものだ。

 天安門事件後、江沢民が中国共産党総書記に抜擢された。情勢の安定を守るために、鄧小平は党内で「江沢民を核心とした党中央」の下に団結せよと呼びかけた。一方、江沢民は、鄧小平が死ぬまで戦々恐々として「核心」を自ら差し出さなかった。

鄧小平が没した後、特に法輪功を弾圧してから、江沢民は自分の「核心」を大々的に売り込み、悪巧みを弄んで核心的地位をも手にした。

 彼は引退後、憂い事の法輪功弾圧を継続させるために、後任の胡錦濤の「核心」的な地位を奪った上、党の「核心」として胡氏を10年間翻弄していた。

 今年に入ってから、17の省・直轄市のトップは「核心である習近平」を全力で支持すると表明し、「習核心」が程なく正式に確立されるようだ。

 江沢民と違って、「習核心」は長老から授けられた分捕りではなく、腐敗撲滅運動などでできた功績や威信による自然的な結果だ。さらに言えば、功績や威信があっても、実権がなければ、この核心論は断じて成り立たないのだ。

 では、習近平主席は今、実権を握っているのか。これを判断する最も重要な指標は、軍の支配権の有無だ。

習氏は軍隊を確実に支配し、軍の抜本的な改組も成し遂げ、権力の枢要で江沢民勢力の瓦解にも成功した。そのため、彼は昨年末から、「いよいよ圧倒的勝利」を勝ち取ると自信満々に言うようになった。

 「習核心」がいったん誕生すれば、「江核心」が取り除かれる羽目になる。そもそも二人は両立できない、核心は一つしか存在しえないからだ。
 思えば、二人の核心は実に相対し、表象も本質も相反しているのだ。すなわち、江沢民は邪悪の核心であり、習近平は悪勢力を取り除こうとする道義的な核心だ。

 共産党のロジックからすれば、習氏の諸々の営みは実質上、党に叛いた。だが、その裏切り者はいよいよ党の核心に擁立されようとしており、未曽有な光景だ。

 中国共産党の崩壊の方式はが多々あるが、「習核心」の確立によって、内部から中共を解体させるのもシナリオの一つだろう。もし、そうならば、「習核心」の確立は過去の功績への称賛というより、今後の巨大事業に打った布石だ。

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コラムニスト プロフィール
 中原・本名 孫樹林(そんじゅりん)、1957年12月中国遼寧省生まれ。南開大学大学院修士課程修了。博士(文学)。大連外国語大学准教授、広島大学外国人研究員、日本学術振興会外国人特別研究員等を歴任。現在、島根大学特別嘱託講師を務める。中国文化、日中比較文学・文化を中心に研究。著書に『中島敦と中国思想―その求道意識を軸に―』(桐文社)、『現代中国の流行語―激変する中国の今を読む―』(風詠社)等10数点、論文40数点、翻訳・評論・エッセー等300点余り。

http://www.epochtimes.jp/2016/02/25253.html




◆中国には「習核心」に希望を託す知識人たちが大勢いるようで、習近平の太子党の先輩格に当たる人物が共産党の解党を進めていると言うのですから、中国政界の空気もずいぶん変化しているようです。




太子党・羅宇氏 習主席に一党独裁終結勧める

羅宇

2015/12/14 00:52

中国軍元大将の次男である太子党・羅宇氏はこのほど香港紙に投稿し、中国社会危機の禍根は共産党の一党独裁にあるとして、習近平主席に一党独裁の終結を呼びかけた。また最近、習近平氏、王岐山氏などの北京指導部が何度も党滅亡の危機に言及したという。

 12月3日、羅氏は香港紙のアップルデイリーに「習近平君とのご相談」というタイトルで文を寄せ、現在の中国のあらゆる危機は一党独裁に起因すると強調した。信念の危機や道徳の危機、環境の危機、経済危機、金融危機、教育の危機、医療の危機、資源危機等、いずれもそうである。

 それを終結させるために、逐次的な民主化を提案した。つまり報道の自由、政党結社の自由、司法の独立、民主選挙、軍隊の国家化というステップで、中国を民主化に向かわせるのである。

 12月4日、米国に滞在する羅氏は新唐人テレビ局の取材を受け、なぜこの時点で習近平氏に呼びかけたかの背景等を説明した。

 羅氏によると、習近平政権になってからすでに3年が経過しており、政変を企んだ人たちの処理もほとんど済み、いわば自分を守ることができている。今は中国の行方が問題であり、つまり「独裁の方向に行くか、それとも民主の方向に行くか」だという。

 羅氏はこう続ける。習近平氏の民主化への実行に望みを託しているのは、一つは彼の家族と習氏の家族は親の代から付き合いがあり、比較的よく知っているからである。両家族とも共産党の一党独裁に苦しめられた経歴を持つ。

習近平氏は彼より10歳年下で、文化大革命の時に、「まだ小学生なのに、鉄の帽子をかぶせられ街中を引き回された。習氏は一党独裁の問題について多くの考えがあるはずだ」
 羅氏によると、世界的民主化は歴史の発展の流れであり、習近平氏もわかるはずだ。現在、習氏を阻害する最大の力は「官僚資本主義」の中で儲けた既得利益集団で、ほんの一つまみにすぎない。

 「何人いるだろうか。100万か、多くても150万だろう。中国には13億の人間がいる。本当に民主的な道を望んでいる中国の民衆が絶対多数だ」という。

 羅氏はさらに、習近平氏は蒋経国・元台湾総統のように、専制でもって専制を終わらせることを考えているかもしれない、もしそうであれば、彼を支持したいと語った

 現在71歳の羅氏は中国共産党軍元老、羅瑞卿・元大将の次男で、かつて軍総参謀部の大佐を務めた。羅瑞卿氏は副総理、総参謀長などを歴任した。

 文化大革命の当時、羅瑞卿一家はさんざん迫害を受けた。1989年に六四天安門事件が起きてから、海外にいた羅氏は中国共産党を見捨て、帰国しなかった。1992年、羅氏は当時の江沢民・中国共産党軍事委員会主席の命令により軍籍と党籍を除名された。

共産党滅亡の危機

 近年、中国共産党の滅亡危機はホットな話題になっている。習近平氏や王岐山氏などの北京指導部は何度もこれについて言及した。
 香港誌「争鳴」の11月号の報道によると、汚職摘発機関の中央規律検査委員会の王岐山書記は10月の中国共産党「五中全会」前の中央規律検査委員会常務委員会の会議で、党内の腐敗堕落状況、規模、深さについて、すでに変質し、崩壊の臨界点に達したと明確に表した。

 さらに、「これは承認するかどうか、受け入れるかどうかの問題ではなく、厳しい現実だ」、「これはもちろん体制、構造上に大きな問題、党内上層政治に大きな問題が生じたからだ」と話した。

 04年11月に発表した大紀元の社説『九評共産党』により、中国共産党の邪悪な本質と歴史の罪悪が暴かれた。それが引き金となり、中国で民衆による共産党とその関連組織からの離脱運動が起きている。

 現在、毎月少なくとも300万人の離脱者が離脱表明を出し、これまで脱退した人数はすでに2億2100万を越えた。

(翻訳編集・金本)

http://www.epochtimes.jp/2015/12/24930.html




◆習近平はこれまでの指導者とは違う、彼はソ連を解体したミハエル・ゴルバチョフになれるという声があるようですが、「習核心」が定まったいま中共解体は容易に進むと見る人もいます。




【特別取材】習近平主席、民主化へ歩み=元北京大学助教授


焦


2015/11/20 16:54

 海外交流サイト・フェイスブック(Facebook)の部分解禁、中台初の首脳会談、次期党後継者の指名制廃止のうわさ。最近の中国政策は歴代の共産党政権と異なっている。元北京大学ジャーナリズム学部助教授・焦国標氏は大紀元の取材に対し、「習近平氏は民主化へと歩み始めている」との見方を示した。

 フェイスブックの部分解禁

 中国本土では利用禁止の世界最大ソーシャル・メディア、フェイスブックが最近、「利用できる」との声が中国国内ネット利用者の間で上がっている。ネット検閲と封鎖を緩和したものと考えられている。

 これについて、焦氏は「中国政局の安定さに相応して、部分解禁させるだろう」と見ている。また海外メディアへの封鎖について「比較的、国内情勢が落ち着いていれば、解禁される可能性もある」と述べた。

 台湾政策の変化

 台湾政策についても、「良い兆し」が見えるという。一つは11月7日に実現した分断後初の中台首脳会談「習馬会」で、もう一つは来年予定されている、孫文生誕150周年を祝う大規模な式典の開催だ。

 これまで共産党政権は、マルクス、エンゲルス、レーニン、スターリン、毛沢東の思想を党の『正統派』と見なしてきたが、孫文が含まれることはなかった。今までの党首は、自分の地位や正統性を守るため、台湾との関わりを避けてきた。しかし習近平氏は違う。以前の共産党政権ではありえなかった」と述べた。

 焦氏は、中台首脳会談で、習氏と馬氏は所属するそれぞれの政党(共産党、国民党)について全く触れず、「民族」や「同胞」という言葉を用いたことに注目。「中台は兄弟」とも発言した習氏は「文化や民族の面に立って構想している」と指摘した。
 そして、来年は蔡英文氏が台湾総統に当選すれば、ふたたび習氏との会談が行われると焦氏は予測した。

習近平氏は歴代の共産党リーダーと違う


 「習氏のやり方は全く新しい。共産党高層部のなかでも異彩を放っている」と焦氏は明言する。

 中国国内のネットでは、習氏は、毛沢東時代から続いていた党後継者の指名制を廃止するとのうわさが流れている。実現すれば、大きな民主化への一歩となる。廃止となった後の党首の選出方法について「例えば、党内で選挙制の採用もありうる」と予測した。
 習氏は
今年8月、中国共産党の幹部養成機関・中国共産党中央党校で「国学」を学ぶことを強調した。国家の官僚として、中国伝統文化の教養を身に付け、仏教や神学のような人類の文化について知ることは非常に重要であると話したという。

 機が熟している中国 決断力があれば どんな政策の実行も可能

 焦氏は、習氏の権力はほぼ安定しており、同時に国民の民意と共通認識の一致も、ある程度に達していると指摘。「一人っ子政策の廃止や台湾首脳との会談など、すべて機が熟していなければ成り立たなかった」と見ている。

 現在、法輪功学習者の弾圧を指示した中国元国家主席・江沢民氏を告訴する動きが世界中で広まっている。「江氏の反人類的な政策に従った全ての政府高官が反腐敗の対象になるだろう」と江派の摘発を予測し、さらに「江沢民告訴は中国の歴史上の1ページとなる」と述べた。

(翻訳編集・山本アキ/佐渡道世)

http://www.epochtimes.jp/2015/11/24806.html




◆毛沢東が作った中国の闇は、江沢民の時代に更に暗さを増し暗黒世界になってしまい、胡錦涛、温家宝政権は江沢民の院政で無力化されレイムダック状態でした。

習近平は自分の政権が胡錦涛のように政権を簒奪されないために虎や蝿、そして狐のすべてを退治しなくてはならなかったのです。習近平は自分の政権が過去の暗黒時代に逆戻りさせようとは思っていないのかもしれませんが、一帯一路の夢を捨てるとも思えません。スプラトリー諸島の大型空港建設、ミサイル配置など軍事要塞化は益々進んでいるようです。

◆中国の軍事要塞化に懸念を示す日米、ベトナム、フィリピンなどに対し、中国の王毅外相は西側世界のデマだとして猛然と抗議しています。習近平がゴルバチョフのように歴史に名を残すような偉大な政治家を目指すつもりなら、東シナ海、南シナ海での軍事要塞化などせず、国際条約に乗っ取って自由な交易を行うことを目指すべきです。

◆中国経済の崩壊は目前に迫っています。古代の大中華帝国の夢を見るのは個人の自由ですが、21世紀の国際社会では、それが許されません。共産党を解党し、新疆ウイグルやチベット、そしてモンゴルなどを解放し、民主化政策を推し進めるなら習近平はゴルバチョフに匹敵する政治家として後世まで讃えられることでしょう。


▼いや、チンギス・ハーン以上になるかもニャア!


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