落ち



◆50年続いた人気長寿番組「笑点」の司会者、桂歌丸師匠が引退しました。落語も人生もどこかで落ち(下げとも言う)をつける時が必ず来ます。しかし笑点メンバーを止めただけで、噺家を止めた訳ではないそうで、今後も高座は務めると言ってましたので、「横浜にぎわい座」などで噺を聞く機会は有ります。歌丸師匠は沢山の持ちネタがありますが、今日はさらっと短く「後生鰻」をお楽しみください。

笑天

桂歌丸 後生鰻*


◆鰻屋の女将さんを川にドボーン!なんともブラックな落ちでした。www

歌丸さんは落語だけでなく、弟子の育て方が大変上手な人だと言うことです。一般社会では、甘ったれの母原病と5月病にかかった新人君たちに手を焼いている先輩や上司も多いようで、歌丸流若手指導法を参考になされてはいかがでしょうか。




桂歌丸が説いた「ホメずに伸ばす」若手指導法とは?

【石原壮一郎の名言に訊け】~桂歌丸の巻

Q:後輩の指導方法に悩んでいます。自分が指導役を務めている新入社員は、仕事の覚えが悪くてヤル気もイマイチ感じられません。そのくせ、何かというと「ボク、ホメられて伸びるタイプなんです」とこっちをけん制してきます。そう言うならとなるべくホメるようにしているんですが、同じ失敗を繰り返すなどまったく伸びる気配がありません。どう指導すればいいんでしょうか。(愛知県・28歳・イベント企画)

A:朝ドラの「とと姉ちゃん」風に言うと「どうしたもんじゃろのう……」というところですね。徐々に世の中の共通認識になりつつありますが、自分で自分のことを「ホメられて伸びるタイプ」と言うヤツはロクなもんじゃありません。ホメても伸びないし、厳しく接するとすぐに逆恨みします。

 これを読んでいる学生の方は、社会に出たときに間違っても自分のことを「ホメられて伸びるタイプ」なんて言わないようにしましょう。若手社会人で、そう言ったら可愛がられるだろうと勘違いして自称してしまっている方は、今すぐ先輩や上司に「よく考えたら、自分は厳しくされて伸びるタイプでした」と訂正しておくことをオススメします。

 先日、桂歌丸師匠が50年間出演し続けた「笑点」からの引退を発表しました。本日5月22日放送の回が最後の出演だそうです。今回は、歌丸さんが弟子を指導するときに心がけてきた言葉から学ばせてもらいましょう。その新入社員が、今度「ボク、ホメられて~」とぬかしやがったら、この言葉を返してみてください。

「褒める人間は敵と思え。教えてくれる人、注意してくれる人は味方と思え」

 ま、そいつが意味を理解できるかどうかはわかりませんが……。歌丸さんが中学生で噺家になってすぐに、師匠から言われた言葉だとか。師匠の言葉は、こう続きます。「若いうちに褒められると、そこで成長は止まっちゃう。木に例えれば、出てきた木の芽をパチンと摘んじゃうことになる。で、教えてくれる人、注意してくれる人、叱ってくれる人は、足元へ水をやり、肥料をやり、大木にし、花を咲かせ、実を結ばせようとしてくれている人間だって」。

 じつはホメるのは、指導する側にとっても楽な接し方です。注意したり叱ったりすれば、相手は反発したり腹を立てたりするでしょう。しかし、ホメておけば「いい先輩」と思ってもらえます。「叱られるのが苦手」な若者が増えていると言いますが、そんな若者たちを作っているのは、嫌われることを避けてちゃんと叱ることができない無責任な大人たちに他なりません。後輩の木の芽を摘まずに、水や肥料をあげて実を結ばせたいなら、厳しく接するのがいいんじゃないでしょうか。いや、不必要に威張る必要はありませんけど。

 ただ、歌丸さんは、こうも言っています。「二十歳を過ぎた人間にモノを教えることは何もない。二十歳になった人間は大人だ。二十歳を過ぎたら自分で気づくよりほかない」。仕事で一人前に育ってもらうための指導は大切ですが、「性根を叩きなおそう」「別人に生まれ変わらせよう」と思っても、それはきっと無理な話です。先輩という立場でできるのは「仕事に必要な具体的な知識や考え方を授けること」だけと言っていいでしょう


 そうこうしているうちに、結果的に人間としての成長が見られることはもちろんあります。でもそれは指導した先輩の手柄ではなく、いろんな経験を経て本人が自分で気づいたから。先輩の分をわきまえて、「俺のおかげ」と思いたい甘い誘惑を振り切るのが、先輩としての大人の美学と言えるでしょう。それでも、深い感謝や強い絆といったものは生まれるときは生まれるので、寂しく思う必要はありません。

【今回の大人メソッド】

◆「相手のため」と思うと何かと厄介が増える

これもまた甘い誘惑ですが、後輩なり部下なりを指導する側は、つい「こいつのためにやっている」と恩を着せたくなります。そういう一面もあるにはありますけど、あくまで先輩や上司としての「役割」を果たしているだけ、ぐらいに思っておきたいところ。
そのほうが自分にとっても相手にとっても、過剰な期待といった呪縛に振り回されずに済みます。

【相談募集中!】ツイッターで石原壮一郎さんのアカウント(@otonaryoku )に、簡単な相談内容を書いて呼びかけてください。

いしはら・そういちろう/フリーライター、コラムニスト。1963年三重県生まれ。月刊誌の編集者を経て、1993年に『大人養成講座』(扶桑社)でデビュー。以来、さまざまなメディアで活躍し、日本の大人シーンを牽引している。『大人力検定』(文春文庫PLUS)、『大人の当たり前メソッド』(成美文庫)など著書多数。近年は地元の名物である伊勢うどんを精力的に応援。2013年には「伊勢うどん大使」に就任し、世界初の伊勢うどん本『食べるパワースポット[伊勢うどん]全国制覇への道』(扶桑社)も上梓。最新刊は、定番の悩みにさまざまな賢人が答える画期的な一冊『日本人の人生相談』(ワニブックス)

http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%A1%82%E6%AD%8C%E4%B8%B8%E3%81%8C%E8%AA%AC%E3%81%84%E3%81%9F%EF%BD%A2%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%81%9A%E3%81%AB%E4%BC%B8%E3%81%B0%E3%81%99%EF%BD%A3%E8%8B%A5%E6%89%8B%E6%8C%87%E5%B0%8E%E6%B3%95%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/ar-BBtjHtO?ocid=iehp#page=2





◆昔は体育会系で強面の熱血型上司が沢山いましたので「ぼくほめられて伸びるタイプなんです」などと言えば一発で張り倒されるか、即刻首になったでしょう。今の上下関係はそこまで希薄というか、緩やかで間延びしているんですね。

◆東芝やシャープのような一流企業が中国や台湾の企業に買収されるような惨めな状態になったのも、経営陣が先達の成功事例に胡坐をかいて、新製品の開発研究に努力してこなかったからです。台湾企業ホンハイがシャープを買収しても、大規模な人員削減は行わないと言っていましたが、郭台銘会長と、シャープの次期社長に内定した戴正呉副総裁は連名で、社員にこんなメッセージを送っています。


◆シャープは2016年3月期決算で2559億円の純損益の赤字となり、債務超過に陥ったことを発表。ホンハイ精密工業は、雇用を守るとしてきた方針を事実上転換。削減数は国内の従業員で2千人前後、海外を含むグループ全体では7千人前後になる可能性があるとしています。まだ経営権の引き継ぎも支援金も支払われていないにもかかわらず郭台銘会長の朝令暮改のやりたい放題で、シャープは振り回されっぱなしで社員から、もう疲れたと言う悲鳴が上がっているそうです。

◆一流大学、有名大学を出て大企に入り、ほめられて伸びてきたヤワな人物たちが仲良しクラブのような会社経営をやってきた事がこのような結果を招いたのです。お公家様のようなエリート集団は、一代でホンハイを築き上げた猪武者のような郭台銘会長から見るとチョロイお子様の集まりにしか見えないのでしょう。

◆焼け跡闇市の戦後日本を復興させたのは、戦地で命拾いをした復員軍人たちでした。丸裸から僅か10年ほどで彼等は日本を復興させたのです。世界はこれを奇跡であると評しました。
当時日本のビジネスマンはエコノミック・アニマルと言われるくらいにハングリーで、エネルギッシュで、今のホンハイの郭台銘会長のような人物が沢山いました。銀のスプーンを咥えて生まれてきた世代は無学文盲の初代と違って教養がありますので「三代目売り家と唐様で書き」と言うことになるのでしょう。

▼日本も落ちたニャア!

とかげ


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kenbounoblog

Author:kenbounoblog
来るべき次元上昇まで、世界で起きる事象を俯瞰したり斜めから見たりしている爺です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR