怯える習近平



◆身から出た錆といえばそれまでだが、世界に敵なしという傲慢不遜な習近平の孤立はかなり深刻なようです。




怯える習近平主席 G7が中国に鉄槌、AIIBにも打撃

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26日開幕した伊勢志摩サミットで、先進7カ国(G7)は、ダンピング(不当廉売)で世界経済の安定を乱し、南シナ海の軍事拠点化などで安全保障を揺るがせる中国に対し、法に基づいた措置を打ち出して鉄槌(てっつい)を下す。サミットへの警戒心を隠さない習近平政権だが、国内の経済不振が続くなか、経済改革をめぐる李克強首相との路線対立で混迷を深めている。(夕刊フジ)
 27日に出される首脳宣言の貿易分野では、世界経済の重しとなっている鉄鋼の過剰生産を是正するため、必要に応じ対抗措置を検討すると明記される見通しだ。

 中国政府は、競争力がなく本来なら存続できない製鉄所を補助金などで支えていると指摘されており、名指しこそしないものの「市場を歪曲(わいきょく)する支援を懸念する」と見直しを求める。

 是正されない場合は「世界貿易機関(WTO)ルールと整合する形で幅広い貿易政策手段や行動を検討する」と強調。高税率の反ダンピング関税などを発動する可能性を示した。

 日米主導の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の発効に向けた各国手続きも後押しする。日本と欧州連合(EU)が交渉中の経済連携協定(EPA)については「16年のできる限り早期に大筋合意を実現するとの強い決意を歓迎する」と言及した

さらに「質の高いインフラ」を世界中に広める新戦略として、日本は官民が連携、今後5年間で融資を含め約2000億ドル(約22兆円)の資金などを世界に供給する目標を盛り込み、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗する姿勢を見せる。

 こうした動きで協調するG7に対し、中国国営の新華社通信は「新興国が参加していない時代遅れの金持ちクラブ」と批判、9月に中国で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合の意義を強調するが、鉄鋼の過剰供給解消など国内の経済改革は一向に進まず、習指導部は危機感を強めている。

 中国共産党機関紙の人民日報は9日付の紙面で「権威人士(権威筋)」と名乗る人物のインタビューを掲載、「景気安定は依然として投資主導という古い手法に頼っている」と述べた。その正体は習氏の経済ブレーンとの見方がもっぱらで、改革と安定成長の両立を目指す李首相との路線対立が際立っている。

 共産党は来年、指導部が大幅に入れ替わる5年に1度の党大会を迎える。習氏は、本来は首相が担うはずの経済運営の主導権まで奪い、権力を集中させてきたが、北京の外交筋は「改革の成果を出さなければ、主導権を奪われかねないとの焦りがある」とみるなど、内憂外患の状況は強まるばかりだ。

http://www.sankei.com/world/news/160527/wor1605270003-n1.html




◆G7の首脳も中国というより、習近平の傍若無人な外交政策には腹を据えかねているようです。インドネシアに日本の新幹線を走らせる計画は8年前からスタートしていたのに、昨年中国が突然入札に割り込んで受注したのは記憶に新しいところです。建設費は中国が負担するという条件を付けたことが落札の要因でした。採算度外視で日本を排除することが真の目的だったのでしょう。

◆何が何でも大中華帝国の覇権を世界の隅々まで広げようと、人民元の山で諸国の首脳を買収し、なりふり構わず、中国製高速鉄道の売り込みに専念してきた習近平でしたが、1月に起公式を行ったものの様々な不備が続いて、未だに着工されていません。ジャカルタ・バンドン間150キロを結ぶ高速鉄道は2018年末までに工事を終了させる予定に変更がないと関係者はコメントし、建設認可も「事務処理を残すのみ」としていましたが、工事は手つかずのままです。

◆当初、中国はインドネシア政府の要望に応え、インドネシア政府の財政支出や債務保証を必要としないという条件でインドネシア政府は中国案を採用したのですが、中国側は今になってインドネシアに当初の約束を破って、債務保証を求めてきているとも報じられています。
とにかく中国は信用できないと、ジョコ大統領は中国の杜撰さに怒りを隠せない様子です。




インドネシア・ジャワ横断鉄道、日本に建設要請へ

事業費2000億円

2016/5/25 13:30
日本経済新聞 電子版

【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシア政府はジャワ島を横断する鉄道の建設を日本に要請する。首都ジャカルタと第2の都市スラバヤの間(約750キロメートル)を現在の半分以下の5時間台で結ぶ計画で、総事業費は2000億円前後となる見通し。日本は円借款の提供を軸に協力を検討する。日本のインフラ輸出の拡大に弾みがつきそうだ。
 ジョナン運輸相ら複数の政権幹部が25日までに日本経済新聞の取材に計画を認めた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H7G_V20C16A5MM0000/


インドネシア大統領「インフラ開発、日本と加速」

中国への傾斜修正

2016/5/25 2:00
日本経済新聞 電子版

【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシアのジョコ大統領は24日、日本経済新聞の取材に応じ「インドネシアの最優先課題はインフラ開発だ」と述べ、「日本とは経済面での協力を強化したい」と語った。インドネシアは日本と進めてきた高速鉄道の建設計画を中国に発注し、日本との間に隙間風が吹いた。ジョコ氏の発言には、インフラ開発で中国への傾斜を軌道修正する狙いがありそうだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO02743780V20C16A5MM8000/




◆インドネシアと同様、タイでも中国高速鉄道の導入が決まり、昨年12月19日のタイ中部にあるアユタヤで鉄道建設の起工式が行われましたが、やはり工事が始まっておらずタイ政府も建設を見送るようです。

◆その理由は、中国の融資に対する金利が高いため、正式な契約に至っていないとのことです。
また高速鉄道の建設作業員はタイ人ではなく、中国人を動員すること、建設資材の鉄鋼は全て中国製を輸入するようタイ側に条件を付けているのだそうです。

◆中国人の日給は日本円にして2700円ほどで、タイ人の最低賃金は800円程度だそうですが、タイ政府にとってみれば自国民の仕事に繋がらず、中国に高賃金を払って高速鉄道を走らせる必要はないと考えるのが当然でしょう。

◆そして最も酷い結果になっているのが、経済破綻したベネズエラの高速鉄道建設が突然の中止です。




【世界を読む】「中国の夢」は駆け抜けず…中南米で路頭に迷う鉄道事業、もはや「パニック」 幻の超特急!?

マドウロ

中国が手がける中南米の鉄道プロジェクトが次々と頓挫している。石油価格下落で経済危機のベネズエラでは、建設現場が放棄された。カリブ海と太平洋を結ぶコロンビアとホンジュラスの計画は立ち消え、メキシコの高速鉄道は落札キャンセル後に無期限延期された。南米大陸横断の構想はブラジル政治の混乱で見通し不明だ。“米国の裏庭”を駆ける中国製超特急の夢は、幻となりつつある。(坂本英彰)

中国の「歴史的前進」

 見捨てられ、備品や資材を略奪されたベネズエラの鉄道関連工場-。AP通信は5月中旬、南米初の高速鉄道となるはずだったプロジェクトの現状を報じた。ベネズエラ国家鉄道局から施工を請け負っていたのは、中国の鉄道建設大手、中国中鉄だった。

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 2009年夏に発表された計画は、ティナコ-アナコ間470キロで12年の完成を予定。時速220キロの高速列車が走り、年間600万人の乗客と1000万トンの貨物を運んで内陸部の発展を促すと伝えられた。

 契約額は75億ドルで、中国が海外市場で得た当時最大の事業だった。ベネズエラにとっても石油以外の分野での最大事業で、南米初の車両製造工場建設や7500人の雇用創出、中国での技術研修など、両国の協力がアピールされた。中国メディアは「中国中鉄の海外進出は、歴史的な前進を実現した」と持ち上げた。

「経済崩壊」のシンボル

 世界最大級の原油確認埋蔵量を誇り、反米左派のチャベス大統領が率いるベネズエラは当時、中国にとり理想の友好国だった。習近平政権が掲げる中華民族の偉大な復興「中国の夢」は、鉄道事業で地球の裏側にまで伸びる勢いだった。

 工事が順調なら中国式の高速列車はすでに走っているはず。ところがその後、動向を伝える報道はほとんどなくなった。厳しい現実に遭遇していたのだ。

 ベネズエラ内陸部の小都市サラサ。コンクリート製枕木を製造する工場は放棄され、天井や壁もない建物が無残な姿をさらす。昨年1月、最後の中国人マネジャーが去ると、現地では発電機やエアコン、鉄製の外壁や銅線など金目のものが持ち去られたのだ。

 別のセメント工場では数人の現地職員がタバコを吹かすなどし、稼働の気配はない。1年あまり前に10を超す建物で800人が働いていた工場では牛が伸びた草をはんでいた。事業の行き詰まりは明白で、AP通信は「社会主義的な友愛モデルは経済崩壊のシンボルとなり、両国の戦略的関係も漂流しはじめた」と伝えた。

 ベネズエラでは1999年、チャベス氏が大統領に就任して以来、社会主義色の強い政策を実施。豊富な石油資源を元手に、低所得者に住居を与えるなどのバラマキ政策を行ってきた。

 しかし原油安は同国経済を直撃し、物価も高騰して公共サービスも低下。国家鉄道局は給与遅配を繰り返し、労働組合からの突き上げを受けている。チャベス氏の後を引き継いだマドゥロ大統領に、大プロジェクトを遂行する余裕はない。

次々頓挫する中国プロジェクト

 中南米ではベネズエラ以外でも、中国関係の鉄道プロジェクトが次々と頓挫している。コロンビアでは2011年、サントス大統領が太平洋とカリブ海を結ぶ鉄道計画を明らかにした。5年たつが進展の気配はなく、CNNは今年2月、コロンビアの経済省が取材に応じないと報じた。

 中米ホンジュラスでも13年、中国資本による太平洋とカリブ海をつなぐ鉄道計画が公表されたが、それっきりだ。

 メキシコでは14年、中国中心の企業連合が全長210キロの高速鉄道建設工事を落札したが、突然キャンセルされた。その後に財政難などからメキシコは昨年、計画自体の無期限延期を発表した。

 中国の李克強首相は昨年5月、ブラジルとペルーを訪れ、大陸横断鉄道の検討開始で合意した。アマゾンやアンデス山脈を貫く総延長5300キロ。ブラジルの農産品などを運び、太平洋岸から積み出せるようにするという壮大な計画だ。

 しかし、実現性には多くの疑問符がつく。

 ニューヨーク・タイムズ紙は昨年10月、ブラジルの大豆生産業界幹部が「中国は金もノウハウもあるだろうが、問題はブラジル政府だ。アンデスの峰を越えるより難しい」と述べ、非効率な政府を全く信頼していないと伝えた。外国人雇用に厳しいブラジルの法律が、自国の労働者を大量に入れる中国方式と相いれないといった問題もあるという。

 ルセフ大統領が弾劾裁判で職務停止となり、逆風に追い打ちをかける。構想を推進してきた中道左派政権が退き、中道右派のテメル大統領代行に引き継がれた。強力な推進役はない。

深入りしすぎた中国

 鉄道ではないが、香港企業が2014年末に着工した太平洋とカリブ海をつなぐニカラグア運河も停滞している。15年11月に16年末までの工事延期が発表され、CNNは「着工に至るのか専門家は疑いのまなざしを向ける」と伝えた。

 中国が鉄道などの事業に取り組む背後には、パナマ運河を避け米国に影響されない輸送ルートを確保する思惑がある。また中南米諸国との関係強化は、アジアで対中包囲網を築く米国への牽制にもなってきた。

 しかし昨年、キューバが54年ぶりに米国と国交を回復し、11月にはアルゼンチンで12年続いた反米左派政権が倒れた。中南米の政治的な風向きは変わった。経済悪化も加わり、中国はこれまでの深入りがアダとなる事態に直面している。

 今年のインフレ率が700%を超すとも予測されるベネズエラとの関係は深刻だ。鉄道以外にも住宅建設など政治的な動機に基づく事業に多額の金をつぎ込んできたからだ。中国はいまや、融資焦げ付きを防ぐための融資をする状態に陥っているとの指摘もある。

 両国関係に詳しいボストン大学のケビン・ギャラハー教授はAP通信に「内部崩壊するベネズエラ経済に中国の憂慮は募り、もはやパニック状態だ」と指摘している。

http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E3%80%90%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%80%91%E3%80%8C%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%A4%A2%E3%80%8D%E3%81%AF%E9%A7%86%E3%81%91%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%81%9A%E2%80%A6%E4%B8%AD%E5%8D%97%E7%B1%B3%E3%81%A7%E8%B7%AF%E9%A0%AD%E3%81%AB%E8%BF%B7%E3%81%86%E9%89%84%E9%81%93%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%80%81%E3%82%82%E3%81%AF%E3%82%84%E3%80%8C%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%8D-%E5%B9%BB%E3%81%AE%E8%B6%85%E7%89%B9%E6%80%A5%EF%BC%81%EF%BC%9F/ar-BBtufiX?ocid=iehp#page=2




◆誇り高い大英帝国がキンペーの6兆円投資話に目が眩み、プライドをかなぐり捨ててAIIBに馳せ参じたのも経済的に困窮しているからです。国賓待遇で招待された近平は、女王陛下主催の晩さん会で清朝時代の英国による阿片戦争の話を持ち出し「眠れる獅子は既に目覚めた。しかも平和的で文明的にである。今や中英の地位は逆転した」というようなスピーチをしたそうですが、その尊大で傲岸不遜な態度が女王をはじめ王室の方々を怒らせたと言うことです。

◆しかしそこまで中国を増長させたのは英国自身です。アヘン戦争のころ、上海バンドの白人街では至る所に「犬と中国人入るべからず」というような張り紙があり、白人にクーリー(苦力)として雇われた中国人は家畜のように働かされていました。西洋列強に国を割譲され崩壊した清朝時代の中国人は惨めなものでした。

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しかし、毛沢東に共産党革命をやらせたのはロスチャイルド家です。そして眠れる獅子を叩き起こし、どんどんえさを与えて狂暴な怪物に育てたのです。そしてNWOが理想とするジョージ・オゥエルの小説「1984」のような恐怖の監視国家に仕立て上げたのもロスチャイルド一族です。栄光の大英帝国はいま、習近平によって復讐されているのです。これも因果の法則が働いているのでしょう。

◆カネをやるから黙って俺の言うことを聞けという、習近平の無礼な態度は目に余るものがあり、世界の鼻つまみものという共通認識が出来上がっています。また、国内では人民軍、外交、経済、メディアすべての権力を一身に集中させ、誰も逆らえないような状況の中で、李克強首相とも確執を深め、孤立無援で命まで狙われているようですから、怯えるようにもなるでしょう。

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▼時代錯誤だニャ、もう毛沢東はいらニャ~イ

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