日本を取り潰す!
環太平洋連携協定(TPP)の交渉が最終局面を迎えているようで、28日から日米事務レベル協議がワシントンで再開されています。

◆TPPに関してJAや多くの識者が日本農業の破壊に繋がるとして反対を唱えてきました。その声を受けて西川公也農相は28日の閣議後記者会見で「日本は譲歩するつもりはなく、米国に譲歩していただきたいというのが私の考え方だ、日本は1ミリも譲歩しないと大見栄を切っていましたが、ここに来て甘利TPP担当相は27日の記者会見で「一粒も輸入米を増やすなというのは不可能だ」と語ったそうですが、結果は次の通りです。
米国から輸入のコメ、特別枠を検討…TPP交渉
政府が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の日米協議で、米国から輸入する主食用のコメの量を拡大させる特別枠の新設を検討していることが分かった。
日本のコメ市場の開放を強く求める米国に配慮する姿勢を示し、合意点を探る考えだ。特別枠による輸入量の拡大は年間数万トン程度にとどまるとみられる。
日本は、世界貿易機関(WTO)のルールに基づき、一定量の外国産米をミニマム・アクセス米(MA米)として無関税で輸入している。これとは別の輸入枠を新設し、無関税か低関税で米国産のコメを優遇する。現在、MA米の輸入枠は年間77万トンで、米国から36万トンを輸入している。
日米は昨春、米国産コメの輸入を増やすことで合意し、具体策について協議をしてきた。当初、MA米の枠内での優遇を検討していたが、代わりにタイや中国など他国からの輸入を減らす必要がある。調整が難航する可能性が高いため、別枠方式が浮上した。日米はワシントンで28日から再開する事務レベル協議で、詰めの交渉に入る見通しだ。
2015年01月29日 07時31分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150128-OYT1T50171.html
◆米余りで減反させ、補償金を付けているほどの日本ですが、タイや中国からも米を輸入しています。米国産を輸入するには中国産はともかく、タイ産の輸入を減らすのは外交的な信義にかけるような気がします。米国に譲歩したのは米だけではありません。
TPP豚肉関税 日本が譲歩?
米生産者「大きな進展」
【ワシントン=安江邦彦】環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に関連し、全米豚肉生産者協議会(NPPC)は26日、議会に送った書簡で、豚肉の関税を巡って日本側の提案に「大きな進展があった」との認識を明らかにした。
NPPCは豚肉関税の原則撤廃を求めて日本に反発してきた。日米間では、牛や豚の輸入が急増した際に関税率を元に戻す緊急輸入制限措置(セーフガード)の発動要件などを巡って協議が続いていた。セーフガードなどに関して日本側が新たな譲歩案を示した可能性がある。
NPPCのハワード・ヒル会長は豚肉の関税協議を巡る進展に関し、「交渉官の努力と議会の支持」に謝意を表明した。NPPCは昨年、「差額関税制度」などを強く批判し、「日本抜き」の交渉妥結も訴えていた。
2015年01月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/economy/feature/CO005370/20150128-OYT8T50047.html
◆米通商代表部のタフ・ネゴシエーター、フロマンは甘利が束になってかかっても勝てる相手ではありません。
日本は江戸時代のペリー浦賀来航以来、通商条約で不平等条約を呑まされ続け、その歴史と伝統は今日只今まで連綿と続いています。

このままゆけば日本の農業を始めとする全産業が譲歩を迫られ、壊滅状態になるのは必至です。
にもかかわらず安倍政権は、JAの組織を潰そうと躍起になっています。なんでもかんでも規制改革民営化して、弱肉強食の世の中にしようと云うのが新自由主義の思想です。安倍政権の中には日本を食い物にするシオニストのパシリが沢山いますが、その中でも日本叩き売りの極悪国賊が農協潰しの推進役として蠢いています。
ウイキ引用
規制改革会議
2014年5月22日、規制改革会議は、「全国農業協同組合中央会(JA全中)が、法律に基づいて農協の経営指導などを行う」今の制度を廃止する農協改革案を提案した。しかし、議員からは「安易に組織をいじれば生産者の不安をあおるだけ」、「あくまでみずからで行う改革が基本だ」と、反発の声が相次いだ。一方、一部の議員からは「農協にもっと経営能力のある人材を登用すべき」とか「農協の販売力の強化は必要だ」という意見も出た。その為、自民党は、6月上旬を目標に目処に、生産者の所得を増やすための案をまとめる模様[6]。 なお、規制改革会議の農協(JA)改革案は、TPP交渉をにらんでの考えとされている[7]。竹中平蔵は、「外国人労働者を入れて農業を再生したい」という提案を拾い上げ、実現に向けて意欲を示している
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E5%8D%94%E5%90%8C%E7%B5%84%E5%90%88
◆安倍氏は「日本を取り戻す」と言っているようですが、私の耳には「日本を取り潰す」としか聞こえません。
◆ここに今朝の読売新聞の囲み記事があります。
首相、ピケティ氏に否定的

安倍首相は28日の参院本会議で、「資本を持つ者と持たない者の貧富の差は開くばかりだ」と説くフランスの経済学者トマ・ピケティ氏の主張に否定的な見方を示した。
日本を元気にする会の松田公太氏の質問に答えた。
ピケティ氏は世界的ベストセラー「21世紀の資本」の著者として知られる。首相はピケティ氏が格差解消の処方箋として挙げる富裕層に対する世界的な資産課税強化について、「執行面でなかなか難しい面もある」と述べた。
一方松田氏が「ピケティ氏」は首相の金融緩和政策に否定的な見方をしている」と指摘すると、首相は「日銀による金融緩和は固定化したデフレマインドを一掃し、持続的な経済成長の実現を目指すものだ」と反論した。
野党側は「アベノミクスが格差拡大を招いた」と批判している。首相としては世界的に注目されるピケティ氏に絡めた政権批判を封じる狙いがあるとみられる。
◆ユダ金に日本国民の財産を総取りさせるために雇われた竹中屁蔵を政権のブレーンとして中心に据えている安倍政権の正体がこれで明瞭に浮き上がってきます。首相は1%が99%の人々から全財産を収奪するシステムがおかしいと指摘するピケティ理論を否定して、全く反対の政策を推進しています。異次元的金融緩和でデフレマインドを」一掃すると言っていますが、そんな事をすればハイパーインフレが起きます。4万円や5万円の国民年金で暮らしている年寄りは食べることも出来なくなり大量の自殺者がでるでしょう。やはり首相は「日本を取り潰す」積りではないでしょうか。

◆TPPに関してJAや多くの識者が日本農業の破壊に繋がるとして反対を唱えてきました。その声を受けて西川公也農相は28日の閣議後記者会見で「日本は譲歩するつもりはなく、米国に譲歩していただきたいというのが私の考え方だ、日本は1ミリも譲歩しないと大見栄を切っていましたが、ここに来て甘利TPP担当相は27日の記者会見で「一粒も輸入米を増やすなというのは不可能だ」と語ったそうですが、結果は次の通りです。
米国から輸入のコメ、特別枠を検討…TPP交渉
政府が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の日米協議で、米国から輸入する主食用のコメの量を拡大させる特別枠の新設を検討していることが分かった。
日本のコメ市場の開放を強く求める米国に配慮する姿勢を示し、合意点を探る考えだ。特別枠による輸入量の拡大は年間数万トン程度にとどまるとみられる。
日本は、世界貿易機関(WTO)のルールに基づき、一定量の外国産米をミニマム・アクセス米(MA米)として無関税で輸入している。これとは別の輸入枠を新設し、無関税か低関税で米国産のコメを優遇する。現在、MA米の輸入枠は年間77万トンで、米国から36万トンを輸入している。
日米は昨春、米国産コメの輸入を増やすことで合意し、具体策について協議をしてきた。当初、MA米の枠内での優遇を検討していたが、代わりにタイや中国など他国からの輸入を減らす必要がある。調整が難航する可能性が高いため、別枠方式が浮上した。日米はワシントンで28日から再開する事務レベル協議で、詰めの交渉に入る見通しだ。
2015年01月29日 07時31分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150128-OYT1T50171.html
◆米余りで減反させ、補償金を付けているほどの日本ですが、タイや中国からも米を輸入しています。米国産を輸入するには中国産はともかく、タイ産の輸入を減らすのは外交的な信義にかけるような気がします。米国に譲歩したのは米だけではありません。
TPP豚肉関税 日本が譲歩?
米生産者「大きな進展」
【ワシントン=安江邦彦】環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に関連し、全米豚肉生産者協議会(NPPC)は26日、議会に送った書簡で、豚肉の関税を巡って日本側の提案に「大きな進展があった」との認識を明らかにした。
NPPCは豚肉関税の原則撤廃を求めて日本に反発してきた。日米間では、牛や豚の輸入が急増した際に関税率を元に戻す緊急輸入制限措置(セーフガード)の発動要件などを巡って協議が続いていた。セーフガードなどに関して日本側が新たな譲歩案を示した可能性がある。
NPPCのハワード・ヒル会長は豚肉の関税協議を巡る進展に関し、「交渉官の努力と議会の支持」に謝意を表明した。NPPCは昨年、「差額関税制度」などを強く批判し、「日本抜き」の交渉妥結も訴えていた。
2015年01月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/economy/feature/CO005370/20150128-OYT8T50047.html
◆米通商代表部のタフ・ネゴシエーター、フロマンは甘利が束になってかかっても勝てる相手ではありません。
日本は江戸時代のペリー浦賀来航以来、通商条約で不平等条約を呑まされ続け、その歴史と伝統は今日只今まで連綿と続いています。

このままゆけば日本の農業を始めとする全産業が譲歩を迫られ、壊滅状態になるのは必至です。
にもかかわらず安倍政権は、JAの組織を潰そうと躍起になっています。なんでもかんでも規制改革民営化して、弱肉強食の世の中にしようと云うのが新自由主義の思想です。安倍政権の中には日本を食い物にするシオニストのパシリが沢山いますが、その中でも日本叩き売りの極悪国賊が農協潰しの推進役として蠢いています。
ウイキ引用
規制改革会議
2014年5月22日、規制改革会議は、「全国農業協同組合中央会(JA全中)が、法律に基づいて農協の経営指導などを行う」今の制度を廃止する農協改革案を提案した。しかし、議員からは「安易に組織をいじれば生産者の不安をあおるだけ」、「あくまでみずからで行う改革が基本だ」と、反発の声が相次いだ。一方、一部の議員からは「農協にもっと経営能力のある人材を登用すべき」とか「農協の販売力の強化は必要だ」という意見も出た。その為、自民党は、6月上旬を目標に目処に、生産者の所得を増やすための案をまとめる模様[6]。 なお、規制改革会議の農協(JA)改革案は、TPP交渉をにらんでの考えとされている[7]。竹中平蔵は、「外国人労働者を入れて農業を再生したい」という提案を拾い上げ、実現に向けて意欲を示している
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E5%8D%94%E5%90%8C%E7%B5%84%E5%90%88
◆安倍氏は「日本を取り戻す」と言っているようですが、私の耳には「日本を取り潰す」としか聞こえません。
◆ここに今朝の読売新聞の囲み記事があります。
首相、ピケティ氏に否定的

安倍首相は28日の参院本会議で、「資本を持つ者と持たない者の貧富の差は開くばかりだ」と説くフランスの経済学者トマ・ピケティ氏の主張に否定的な見方を示した。
日本を元気にする会の松田公太氏の質問に答えた。
ピケティ氏は世界的ベストセラー「21世紀の資本」の著者として知られる。首相はピケティ氏が格差解消の処方箋として挙げる富裕層に対する世界的な資産課税強化について、「執行面でなかなか難しい面もある」と述べた。
一方松田氏が「ピケティ氏」は首相の金融緩和政策に否定的な見方をしている」と指摘すると、首相は「日銀による金融緩和は固定化したデフレマインドを一掃し、持続的な経済成長の実現を目指すものだ」と反論した。
野党側は「アベノミクスが格差拡大を招いた」と批判している。首相としては世界的に注目されるピケティ氏に絡めた政権批判を封じる狙いがあるとみられる。
◆ユダ金に日本国民の財産を総取りさせるために雇われた竹中屁蔵を政権のブレーンとして中心に据えている安倍政権の正体がこれで明瞭に浮き上がってきます。首相は1%が99%の人々から全財産を収奪するシステムがおかしいと指摘するピケティ理論を否定して、全く反対の政策を推進しています。異次元的金融緩和でデフレマインドを」一掃すると言っていますが、そんな事をすればハイパーインフレが起きます。4万円や5万円の国民年金で暮らしている年寄りは食べることも出来なくなり大量の自殺者がでるでしょう。やはり首相は「日本を取り潰す」積りではないでしょうか。
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