鬼畜



◆仏教に六道(ろくどう、りくどう)輪廻という言葉があります。これは転生(生まれ変わり)のことを指すのではなく6種類の心の状態を表すものだと言われています。六道には次のようなものがあります。

         ・天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道

◆我々人間の理想は中庸と平凡であるとされ、さらに波動を上昇させて天道へ向かおうとしています。それを次元上昇(アセンション)と呼んでいますが、近頃は逆に次元下降(ディセンション)する人々が増加しているように思えます。

◆鬼畜というのは畜生と餓鬼を合わせた言葉で、人を人と思わない残虐非道な行為をする人に対して「鬼畜」と呼んでいます。先月福岡県志免町で起きた母親による4人の子殺しはまさに鬼畜の所業というほかはありません。

1.jpg
赤ん坊のスリッパ

直前まで家族でゲーム・・・優しい母がなぜ?4兄妹死亡(16/08/23)


◆この母親も精神鑑定を受けているようですが、恐らく不起訴になるのではないでしょうか。と云うのは、今年3月、横浜市で2歳の長男を殺害したとして逮捕された、35歳の母親について、横浜地方検察庁は15日、不起訴処分にしましたが。その理由は明らかにされていないとのことです。

◆2015年3月にも同じような事件がありました。
横浜地検小田原支部は、神奈川県厚木市の自宅で長女(当時6)と次女(同3)2人を「手で首を絞めて殺した」として、殺人容疑で送検された母親(29)を不起訴処分としましたが処分理由は明らかにしていません。

◆厚木署によると、この母親は逮捕当初「家事や育児をこのまま続けられるのか、将来が不安になった」と供述したそうです。地検は3月から鑑定留置し、刑事責任能力を調べていたということですから、やはり精神障害があったのでしょう。

◆どうして、お腹を痛めて生んだわが子を、いとも簡単に殺せるのか普通の人には理解できませんが、そういう人の心には鬼畜が棲みついているのです。新潮社より出版されている『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』には、鬼畜の情動が分かり易く書かれています。




「愛していたけど…」わが子を殺してしまった親の共通点

305456_l.jpg


           愛していたけど、殺してしまいました

 タイトルだけを見れば、自分には理解できない種類の人たちが、目を覆いたくなるような行為ばかり繰り広げる内容と思われるかもしれない。だがその予想は、大きく裏切られることになるだろう。最初はよくある感情の行き違い程度なのだが、それが引き寄せられるようにいくつも重なり合い、気付けば取り返しのつかないことになっている――そんな印象だ。

 本書『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』で紹介される3つの事件は、実子への虐待、殺人、死体遺棄などで世間を賑わせたものばかりである。厚木市幼児餓死白骨化事件、下田市嬰児連続殺害事件、そして足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件。本書はこれらの事件の詳細を、丁寧に追いかけたルポルタージュである。

 ネグレクト、DV、嬰児殺し。この手の事件が起これば、その親たちは「鬼畜」と呼ばれ、その非道な行為は瞬く間に広まっていく。だが、犯人たちは、いずれも法廷でこう述べた。「愛していたけど、殺してしまいました」と。
 それはある意味において真実であり、量刑を軽くするための言い逃れからくるだけの言葉ではなかった。彼らは方法も感覚も大きく間違えていたが、心の底からそう思っていたフシも伺えるから話は複雑なのである。それならば、なぜ彼らは虐待を続け、そして子供たちは命を奪われることになったのか。

         3つの事件の親にあった極めて強い受動的な対処様式

 事件が起きた場所も経緯もまったく異なる3つの事件だが、直接手を下した親たちには共通の気質がある。その1つが「極めて強い受動的な対処様式」というものだ。下田市嬰児連続殺害事件を起こした高野 愛。彼女は高校2年生の時から10年余りの間に、8人の子供を妊娠している。妊娠した時の相手は様々だが、常に相手の男性に認知や養育費を請求することはなかった。そして中絶しようにも費用がなく、周囲に相談できぬまま出産時期を迎えてしまい、自宅で人知れず出産したことも数回あったという。

 親戚や親からは「生活費」という名目で給料を搾取されており、「仕方ない」と受け入れる度に、彼女は都合の良いだけの存在へと成り下がっていく。常人ならありえないと感じるような状況でも、何とかなるという思いだけで全てを受け入れてしまうのだ。彼女の行動の中に、現実と向き合って解決策を練るといった方法は存在しない。

 もう一つの顕著な気質は、「育児イメージの乏しさ」というものである。厚木市幼児餓死白骨化事件で理玖くんを死なせた、父親の斉藤 幸裕。彼は5歳の子をアパートに放置し、死に至らしめてなおも7年間放置した。妻に逃げられ、料金の未払いのためにガス・水道・電気は止められ、まるでゴミ屋敷のような環境の中で父子は生活を送っていたのである。

 食事は1日1回コンビニで買ったものだけ。オムツの交換も1日1回。そんなある日、父親の仕事中に理玖くんが外へ出てしまったことから、和室への監禁が始まる。一般的には虐待と定義されるような行動を、本人は虐待という意識を持たずに行ってしまっているからタチが悪い。だから小学生がペットを死なせてしまう時のような状況で、自分の子供も死なせてしまうのだ。

              全ての行為がその時々の思いつき

 さらに「計画性の欠如」という気質も、特徴的なものとしてあげられるだろう。

 とにかく全ての行為が、その時々の思いつきに起因する。足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件を引き起こした皆川夫妻も、行き当たりばったりな行為のなれの果てだ。

生活保護が増えるから子供を次々につくる。子供が言うことを聞かないからウサギ用のケージに入れたり、犬用の首輪でつないで殴る。あげくに次男が死んでしまったからと言って、バレないように棄てる。

 著者は彼らの気質の中に、自らの力ではどうにもならない要因があったのではないかと考え、それぞれの生育環境へも迫っていく。すると親だったり、妻だったり、対象こそ異なれど、彼らの最も近い位置に自己本位の権化のような人物が存在していたことが明らかになる。彼らは自らの人生を自分のコントロール下に置くことすら、出来ていなかったのだ。

 もちろん同じような境遇の人たちが、みな最悪の事態に陥るわけでもない。それでも加害者を単なる非道な「鬼畜」として描くのではなく、加害者の被害者的状況にも気持ちを寄り添わせ、背景にある大きな要因を追いかけなければ、見えてこないものがあるのだ。

 昨今、社会的な問題として語られることの多い児童虐待だが、センセーショナルに注目を集めるからこそ見落とされがちな罠が、たしかに存在する。報道するマスコミだけでなく、その事件にかかわる多くの関係者が、典型的な事件として処理を進める中にこそ盲点は潜んでいるのだ。刑罰だけで同じような事件の再発が防げるほど、簡単なことではないだろう。

 著者の筆致から、再び同じような悲劇を繰り返したくないという強い決意が伝わってくることだけが、唯一の救いだ。

http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%80%8C%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%A9%E2%80%A6%E3%80%8D%E3%82%8F%E3%81%8C%E5%AD%90%E3%82%92%E6%AE%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A6%AA%E3%81%AE%E5%85%B1%E9%80%9A%E7%82%B9/ar-AAinyXo?ocid=iehp#page=2





◆鬼畜行為に及ぶ者の共通項は、計画性や先見性が全く欠落し、善悪の判断がつかず どんな時でもその場限りの反応しかせず、自己抑制が効かないことです。これは脳に異常があるのか、性格によるものなのか、それとも悪霊に憑依されているのか判りませんが、人格崩壊としか言いようがありません。

◆脳科学に情動という言葉があります。物の本によると、【情動】 は 感情のうち,急速にひき起こされ,その過程が一時的で急激なもの。 怒り・恐れ・喜び・悲しみといった意識状態と同時に,顔色が変わる,呼吸や脈搏が変化する,などの生理的な変化が伴います。 情動は感情と同じようなものですが、「情動」は一過性の心の状態で、そして「感情」は比較的持続的な心の状態と考えると判りやすいかもしれません。初めに一過性の強い「情動」的反応が生まれ、それが持続的になってくると安定した「感情」が形成されます。安定した感情が形成されるには、成長のプロセスがとても重要になります。

◆鬼畜的情動に駆り立てられる人たちは恐らく正しい幼児教育が受けられない環境で育ったものと思われます

。「三つ子の魂百まで」と云いますが、3歳までに人間としてやってはいけないこと、そして、やらなければならないことの基本が身についていないのです。鬼畜まで行かなくても、何かと周囲を困らせるモンスター・サイコパスも恐らく幼少期に母親の深い愛情と慈しみに包まれることなく育ったのではないかと思われます。

◆戦後、欧米のリアリズムにかぶれた知識人らが、花鳥風月を愛で、歌舞音曲を好む日本人は情緒的にすぎる。もっと現実的、且つ科学的、論理的視点を持たないと今後欧米世界で対等の付き合いは出来ない。などと主張していましたが、その為か今は高畑裕太やゲスの極み乙女 のような情緒障害者の花盛りです。

◆これは、情操教育がなされていないからです。情操教育というのは、道徳的,芸術的,宗教的な高次な感情ないし意志を養うための教育であり、倫理道徳教育でもあるのです。

◆これから先、鬼畜やサイコパス、情緒障害者が激増することは間違いありません。

安倍内閣が一億総活躍社会や女性が輝く社会を推進すればするほど、ガラスの天井を破って社会進出する女性が増えるでしょう。そうなれば、子供は生まれてすぐに保育園に預けられ、母親のお乳も、愛情いっぱいのスキンシップも知らず、人間としての基本ができていないまま成長し、倫理道徳感が欠落した情緒障碍者のオンパレードになるのは必定。経済最優先社会が鬼畜を生むのです。


▼猫でも子育ては自分でするがニャア・・・


MomandBabyCat_18.png





スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kenbounoblog

Author:kenbounoblog
来るべき次元上昇まで、世界で起きる事象を俯瞰したり斜めから見たりしている爺です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR