オートファジー



◆3年連続の快挙ですね。東工大の大隅良典教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したことがワールドワイドに広がっています。受賞の理由は飢餓状態に陥った細胞が自らのタンパク質を食べて栄養源にする自食作用「オートファジー」の仕組みを解明した事だそうです。 オートファジーのお陰で私たちの免疫が保たれているようです。




栄養を再利用…「オートファジー」って何?

オートファジー

成人は1日に160~200グラムのタンパク質を体内でアミノ酸から合成し利用している。だが、食事などで摂取するタンパク質やアミノ酸は1日わずか60~80グラム。不足分の調達に大きな役割を果たしているのが、細胞内で劣化したタンパク質などを分解し再利用する「オートファジー」だ。

 新生児も生まれた直後はオートファジーで栄養補給する。胎盤から離れると母親から栄養を得られず飢餓状態に陥るため、自分の細胞内のタンパク質を分解して生き抜いているのだ。

 山などで遭難した人が、水だけで何日も生き延びられることがあるのも、オートファジーのおかげだ。

 大隅良典氏の研究で、こうした飢餓の解消だけでなく、細胞内の老廃物を分解する浄化や、侵入した細菌や異物を分解する防御など、複数の重要な役割を担うことも判明した。

 生体内の主な浄化機能には、オートファジーのほか不要な細胞を「自殺」させるアポトーシス(細胞死)と、細胞内の不要なタンパク質を見分けて分解するユビキチン・プロテアソーム系がある。それぞれ欧米の研究者が発見し2002、04年にノーベル賞を受賞した。大隅氏が「第3の浄化機能」で受賞に輝いたことで、日本の細胞生物学のレベルの高さが示された。

 オートファジーは多様な病気との関連が研究され、国際競争が激化している。日本の研究者は、オートファジーの異常が神経疾患や生活習慣病などを起こすことを動物実験で解明し、リードしてきた。

 ただ、がん治療への応用では米国が先行している。がん細胞は抗がん剤によって死滅しそうになると、オートファジーを悪用して生き残る性質がある。臨床の規制が緩い米国では、この性質を利用してオートファジーの阻害剤をがん患者に投与する治験が既に始まっている。このままでは日本の優位性は保てない。

 山中伸弥京都大教授が12年にノーベル賞を受賞した人工多能性幹細胞(iPS細胞)に国は多額の研究費を投入。審査迅速化で臨床研究を加速し実用化を後押ししている。オートファジーも将来、大きな医療市場を生み出す可能性が高い。日本が優位性を確保して持続的な経済成長に役立てるためにも国は支援策を急ぐ必要がある。(伊藤壽一郎)

http://www.sankei.com/life/news/161004/lif1610040007-n1.html





◆ 生まれたばかりの赤ん坊や、山で遭難した人々が何日も水だけで生きて居られるのはオートファジーのお陰だそうです。
ということは、顔面帯状疱疹で寝込んでいる連れ合いが、何週間もまともな食事をしないで生きて居るのもオートファジーのお陰なのでしょう。

◆マクロファジーやオートファジーが正常に働いているうちは粗食でも少々のことでは病気にはならず、反対に高脂肪、高カロリーの過剰摂取が多様な病気を作り出すようです。

健康の秘訣は腹八分と云いますが、八分は多すぎで六分くらいで止めおいたほうが好いのかもしれません。


▼さて、これから家のお岩さんをクリニックへ連れて行かニャア・・・・

親父ねこ



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