Karousi


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◆「電通」の女性社員が過労で飛び降り自殺した件で労働基準局の強制捜査が始まったそうで、マスゴミがが大きく扱っています。世界第5位、日本最大の広告代理店である電通は新聞テレビ雑誌など全メディアにとっては鬼より怖い存在です。この会社のスキャンダルや暗部など暴こうものなら忽ち広告出稿停止という兵糧攻めに合います。日本のメディアも言論界も電通批判は絶対的なタブーだったのです。しかし、東大卒の美人社員の飛び降り自殺という事件がネットで騒ぎになり、世間の耳目を集め騒ぎが大きくなれば厚労省も動かないわけにいかず、捜査に乗り出したので、マスゴミも取材しない訳にはいかなくなったのでしょう。




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2016.11.7 12:29

【電通に強制捜査】「キャパなさ過ぎ」自殺した高橋まつりさんへ上司がパワハラ発言 厚労省「電通の鬼十則体質」本格追及

厚生労働省幹部は「過労自殺した新入社員個人の問題ではない。全社的な労務管理状況を調べたい」と話していた。亡くなった高橋まつりさんの遺族側は、月に100時間を超える長時間労働があったことや連続53時間勤務を疑わせる入退館記録、「今の業務量でつらいのはキャパがなさ過ぎる」といった上司のパワハラ的言動があったとする。

 電通の労使が合意した残業時間の上限は70時間。しかし、高橋さんの自己申告に基づく会社の記録では「69・9時間」(10月)など、協定時間のぎりぎりに。遺族側は「会社が過少申告をさせていた」と主張。高橋さんの自殺を受けた労働局の調査では、他の社員にも、同じようなケースが確認されたという。

 電通には1950年代に当時の社長が示した「鬼十則」という仕事の心構えがあり、「取り組んだら放すな、殺されても放すな」などの言葉が並ぶ。遺族側はこうした古い企業体質も問題視していた。

http://www.sankei.com/affairs/news/161107/afr1611070022-n1.html




【衝撃事件の核心】

東大卒エリート美女が自殺までに綴った「苦悶の叫び」50通 電通の壮絶「鬼十則」が背景か


広告大手代理店「電通」に勤めていた高橋まつりさん=当時(24)=が、過労を苦に自殺したことが波紋を広げている。高橋さんは直前の2カ月、友人や母親らに、LINEやツイッターなどで「過労」をうかがわせる50通以上のメッセージを発信していた。

「本気で死んでしまいたい」。そこには、もだえるような苦しみがつづられている。電通は以前にも入社2年目の男性社員を過労自殺で失った。悲劇はなぜ繰り返されてしまったのか-(メッセージは原文のまま)。

(※10月15日にアップされた記事を再掲載しています)

「遺書メールに誰を入れるか考えていた」

 「休日返上で作った資料をボロくそに言われた もう体も心もズタズタだ」(10月13日)

 「眠りたい以外の感情を失った」(10月14日)

 東京大学文学部を卒業し、平成27年4月に電通に入社した高橋さんは同年10月、インターネットの広告部門を担当していた。
半年間の試用期間を終えて本採用となったばかりで、人数不足と業務の増加に苦しんでいた。

 「生きているために働いているのか、働くために生きているのか分からなくなってからが人生」(11月3日)

 「土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい」(11月5日)

 「毎日次の日が来るのが怖くてねられない」(11月10日)

 「道歩いている時に死ぬのにてきしてそうな歩道橋を探しがちになっているのに気づいて今こういう形になってます…」(11月12日)

 11月に入ると、「死」という言葉がメッセージに現れ出すようになり、具体的な自殺の場所まで探している様子がうかがえた。

 「死にたいと思いながらこんなストレスフルな毎日を乗り越えた先に何が残るんだろうか」(12月16日)

 「なんらな死んだほうがよっぽど幸福なんじゃないかとさえ思って。死ぬ前に送る遺書メールのCC(あて先)に誰を入れるのがベストな布陣を考えてた」(12月17日)

 12月に入るとさらに深刻な状態に。クリスマスの12月25日、社員寮の4階から身を投げた。

電通に受け継がれる「鬼十則」


 遺族の弁護士側が、高橋さんの入退館記録を元に集計した残業は、10月が130時間、11月が99時間となっていた。休日や深夜の勤務も連続していた。

 これに対し、武蔵野大学の教授が「残業100時間を超えたくらいで過労死するのは情けない」などとインターネット上に投稿していたことが批判を呼ぶ。厚生労働省が過労死リスクが高まる「過労死ライン」として示している時間は、残業80時間だ。

 電通では平成3年にも、社員が過労自殺している。損害賠償請求で最高裁までもつれ、12年に「会社は社員の心身の健康に注意義務を負う」と判断された。

 弁護士側は、電通の過労体質を指摘した上で、第4代吉田秀雄社長の遺訓とされる「鬼十則」を明らかにした。電通の社員手帳に掲げられているという十則の一部を紹介する。

 ・取り組んだら「放すな」、殺されても放すな、目的完遂までは。

 ・仕事とは、先手先手と「働き掛け」で行くことで、受け身でやるものではない。

 ・頭は常に「全回転」、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそういうものだ。

 高橋さんのメッセージからは、上司から「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「女子力がない」と言われるなどのパワハラをうかがわせる内容もあった。

 東京労働局の過重労働撲滅特別対策班などは14日、労働時間管理の実態を調べるため、労働基準法に基づき、電通に立ち入り調査。まつりさんのほかにも問題ある働き方がなかったか、全社的な状況を調べている。

母親との最後の電話

 「仕事も人生もとてもつらい。今までありがとう」。高橋さんの母、幸美さん(53)のもとには亡くなる直前、このようなメールが届いていた。

 びっくりした幸美さんはすぐに電話して「死んではだめ」と伝えたが、まつりさんは「うん、うん」というだけだったという。

 中学生のときに離婚した幸美さんは、女手一つで2人の子供を育てた。まつりさんは「一流企業に就職し、お母さんを楽にしてあげたい」と東大に現役合格するほどの親孝行だったという。

 幸美さんは「内定をもらう前から長時間労働ではと心配していた。労災認定されても娘は2度と戻ってこない。命より大切な仕事はないのに」と訴えた。

http://www.sankei.com/premium/news/161022/prm1610220014-n1.html





◆電通「鬼の十則」と云うのは日本の高度経済成長期に作られたもので、そのころの日本企業の経営マインドの象徴でもあり、いわゆる「モーレツ社員」の合言葉のようになっていました。この頃企業戦士という言葉も大流行で、がむしゃらな私の知人3人が健康を害してなくなりました。斯く云う私もストレスで奥歯の大半を失いました。電通鬼十則とはどのようなものなものなのでしょうか。




(WIKI引用)

企業文化

鬼十則

4代目社長吉田秀雄により1951年(昭和26年)につくられた電通社員の行動規範[4]。現在でも社員手帳に記載されており、電通の労働体質の背景になっているとされる[5]。

1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。

2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。

4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。

5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。

6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。

7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。

9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。

10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。


責任三カ条

4代目社長吉田秀雄によりつくられた。現在は使われていない。

1. 命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認しその効果を把握するまではこれをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避出来ない。

2. 一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がないならば、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。削除せらるべきである。

3. 我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。我々の仕事は突けば血を噴くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。


戦略十訓

1970年代、電通PRにより提唱されたとされる[注 1]。

1. もっと使わせろ

2. 捨てさせろ

3. 無駄使いさせろ

4. 季節を忘れさせろ

5. 贈り物をさせろ

6. 組み合わせで買わせろ

7. きっかけを投じろ

8. 流行遅れにさせろ

9. 気安く買わせろ

10. 混乱をつくり出せ

(引用終り)

◆貧しかった日本が高度経済成長をなし遂げられたのは、こうしたがむしゃらな戦略があったからだとも言えます。しかし、大量生産大量消費を推し進めた結果、環境破壊や過労死が頻繁に起きるようになりました。
それでも当時のモーレツ商社マンたちは、世界中に飛び出し、北極圏のイヌイットに電気冷蔵庫を売りつけ、灼熱の砂漠の民に石油ストーブを売りつけるというような、強引なセールスをやるので海外からは「エコノミック・アニマル」と揶揄されていました。

◆知り合いの車のセールスマンから聞いた話ですが、その人が新人のころ高速道路で先輩と車で酷い渋滞に巻き込まれ、全く動けなくなったそうです。そのとき彼は「先輩、これからはもう車は売れないのではないでしょうか、もう車が入る隙間はありませんよ」と愚痴めいたことを言うと「馬鹿野郎、前の車とこの車の隙間は1メートルも空いてるじゃないか、それを10センチに詰めてみろ、この高速に並んでいる車全部がそれをやれば、まだ百台や二百台は詰め込むことができるんだ、そんな弱気でどうする!」と叱られたそうです。

◆厚生労働省は昨年11月、過労死による労災請求があった企業など5031カ所に立ち入りを行い、半数近い2311カ所で違法な長時間労働を確認しているそうですが、 やはり日本人の働き方、働かせ方は「電通鬼十則」の時代と変わっていないようです。
KAROUSIは国際用語になるくらい有名ですが、これは喜べませんね。自殺された方のご冥福をお祈りします。

▼明日はまた病院か、オレも過労死しそうだニャア~
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鬼10則、大東10則として大東建託で毎朝、唱和させられてた。
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