最近中国が静かなようで・・・


◆米国にトランプ政権が誕生してから、南シナ海や東シナ海の島々を勝手気ままに埋め立て、軍事要塞化を進めたり、尖閣諸島周辺海域を公船でうろついたりしていた中国軍が鳴りを潜めているようですね。

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◆アフガニスタン戦争やイラク戦争で実戦を指揮し、「狂犬」の異名で知られる一方、「国防総省随一の戦略家」とも評される、ジェームズ・マティス米国防長官が日韓を訪問し、また米トランプ政権の要、レックス・ティラーソン国務長官が初来日、岸田外務大臣と安倍首相と会談していることが大きな対中圧力になっているのでしょう。中心テーマは北朝鮮の核・ミサイル開発問題で、トランプ政権は、前オバマ政権の「戦略的忍耐」転換を打ち出していることも大きく関係しています。

岸田

◆次の日ティラーソン長官は韓国を訪問し、北朝鮮との軍事境界線にある非武装地帯(DMZ)を視察しています。その後テラーソン長官は中国を訪れ王毅外相と会談しています。しかしこの時外国官として先輩にあたる王毅は、ビジネスマン上がりで、外交経験がないテラーソン長官を終始上から目線で威圧していたと言われています。中国人特有のはったりなのでしょうが、今後北朝鮮の処遇について二国間で話し合いがもたれ、米中韓による金正恩暗殺部隊がどう動くかが注目されるところです。

◆習近平の虎退治が終盤を迎えていると言われていますが、江沢民一派の勢いはまだ温存されているようで、中国共産党指導部は一枚岩ではなく習近平は裸の王様だと言われています。それに加えて李克強首相との確執が噂されていますが、今後中国共産党はどのような変化を見せるのでしょうか。




2017/03/22 21:32

大紀元評論・夏小強

習近平と李克強との関係 腹心か、それとも敵か

習と李

3月15日、両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)が閉幕した。一部のメディアは、出席した習近平国家主席と李克強氏の間の「亀裂」を報じ、互いに敵対しているかのように伝えた。しかし、実際の2人の関係はどのようなものなのか。大紀元の評論員・夏小強は、中国共産党の専制政治により「変異」した形となった中国政治のなかでの現政権2トップの動きと、派閥闘争に影響される国内外の中国語メディアについて解説する。

 中国第12回全国人民代表大会第1次会議(2013年3月開催)で、習近平氏は国家主席に、李克強氏は国務院総理(首相)にとそれぞれ正式に就任した。しかし、その以降一部の海外メディアは習氏と李氏の間で亀裂が生じ、公に敵対していると報じてきた。
 特に16年8月に開催された非公開の北戴河会議の前後で、「中国密報」など中国共産党(以下、中共)内江沢民派閥が操っているとみられる海外中国語メディアは相次いで、習氏と李氏が不仲で、習氏が李氏の国務院における実権を奪い、両氏間で権力闘争が行われていると報じた。

江沢民のデマ


 しかし、香港紙「経済日報」(3月12日付)は、今月3日から15日に開催されていた両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)において、12日の最高人民法院と最高人民検察院が報告を行った際、習氏と李氏は親密感をアピールするかのように、頻繁に手振りを交えながら会話していたと報道した。

握手

 本当に両氏は敵対しているのだろうか? なぜ江派閥が操るメディアは、「亀裂」を報道しているだろうか?
(中略)

習近平と李克強


 李克強氏は、習近平氏と違い、「太子党」でもなく、「官二代」でもなく、輝かしい家庭背景がない。政界に入ってからも、その親族とともに利益集団を形成したことはない。

 さらに、両氏の間では根本的な利益衝突がなく、李氏には習氏を脅かすような政治的な要因を見当たらない。両氏の間で「権力闘争を行っている」との報道は、基本的な政治の常識に合わないだけではなく、意図的に「観念」を生み出そうとしているように見て取れる。

 江派閥が操るメディアが相次いで2人の権力闘争を報じた後、習近平陣営は反撃した。香港紙「明報」は昨年8月の評論記事で、権力闘争との報道は「全くの事実無根だ」と主張したのだ。

全人代

 中共機関紙「人民日報」は昨年5月に、習氏のブレーンとみられる匿名の権威人士が「中国経済はL字型」だという認識について掲載した。しかし、その前に李克強氏は「前期は良好だ」「楽観している」などと示したため、両者の考えが全く違っていると一部のメディアが騒ぎ出した。

 いっぽう明報は、「これは習氏と李氏の間で中国経済について見解が相違し、亀裂説を裏付けると伝えられているが、かならずしも習氏が国務院を管轄する李氏の実権を奪ったという結論に結び付くものではない」と報じた。

 また「中共最高指導部も、メディアが相次いで両氏の対立を報道したことに神経をとがらせたため、国内メディアを通じて李克強首相に関する報道を増やした。目的は明白だ」「国務院は、政府が各政策を着実に実施していく法的執行機関だ。誰であっても勝手に国務院総理の実権を奪うことができない。さもなければ、政令を執行するために各レベルの政府機関と各部門を協調することが不可能となる」と主張した。

 香港紙「経済日報」も昨年7月に掲載した評論記事では、「党内において、習氏と李氏はそれぞれの役割がある。……習氏は会社の会長ようなポジションで、会社の発展方向やその戦略を決める役割だ。李氏はその会社の最高執行責任者(COO)の役を担っており、日常の業務執行を統括している。立場が違えば、一仕事の認識も違うのは不思議なことではない」と指摘した。

 李克強首相は経済の面から、習近平氏が江派閥に対して行う反腐敗キャンペーンの一翼を担っている。経済分野で、習氏の反腐敗および中国政治全体に関わる計画の進展に協調している李克強首相と王岐山氏は、習近平陣営の主力だ。

では、習近平政権と敵対する江沢民派閥が操るメディアは、なぜ習氏と李氏の対立が激しくなったと報道してきたのか?
江沢民が国家主席だった時代には、海外の多くのメディアを買収し、または海外でメディアを立ち上げた。これらのメディアは近年、江派の意図に沿って報道を続けてきた。この派閥の党内高層からの情報提供者により、スクープを生んだことは事実で、読者から信頼を寄せられた。

夜景

 しかし、読者からの信頼を利用して、江沢民や江派閥に有利な「偽ニュース」も作ってきた。例えば、あるメディアは昨年「江沢民の警護レベルはこれまでの1級から2級に引き下げられた。……しかし、生活待遇は変わっておらず、この2年間江沢民には健康問題が起きたため、中央政府は病気治療のため海外から専門医を招へいすることを許可した」と報道した。

 この報道を一見すると、江沢民への警護レベルが引き下げられて、待遇も前より悪くなったとの内容だった。よく見ると、実に江沢民が依然に健在で、習近平陣営に軟禁されていないとのアピールだった。

 このように江派閥に操られているメディア、江派閥に都合のよいことを報道してきた。習氏と李氏の間で亀裂が生じたのを報じたのも、習陣営にトラブルを作り、習陣営の力を弱め、さらに習陣営が江派閥への打撃から目をそらすためだった。

 現在、中国共産党最高指導部における、習近平氏、李克強、王岐山氏、兪正声氏をはじめとする習近平陣営と、張徳江、劉雲山、張高麗がはじめとする江沢民派閥との抗争が激しさを増している中で、習近平氏が軍権掌握に成功し、江派閥を念頭に『党内政治生活に関する規則』などと一連の規定を発布した。これらの動きは、すべて江派閥の一掃を強化し、今後江沢民を逮捕するための準備だ。

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 勢いが弱まりつつある江派閥は、絶えずあらゆる手段を使って抵抗している。それらのメディアを通じて、江派閥に有利な偽情報を発するのもその一つの手段だ。

(おわり)

(時事評論員・夏小強、翻訳編集・張哲)

http://www.epochtimes.jp/2017/03/26985.html




◆江沢民もしぶといですねえ。江沢民一派は習近平に刺客を放っているということで、ボディガードの数を3倍に増やし寝る場所も毎晩変えているという話もあります。間違っても政治権力などもつものではありませんな。
そのあたりのことを中國から日本に帰化した石平氏が語っています。中国当局の発表は殆どが嘘だそうですwww
矛盾だらけのお笑い中國wwww
石平】中国・習近平政権末期?余裕なし!2017年3月


▼1国2制度?共産主義と資本主義が共存する国なんかあり得ニャイ~
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中国のアキレス腱は、台湾

毛沢東による中華人民共和国の建国は1949年であり、1945年の国連(UN)の設立後のことだ。だから、中華人民共和国が国連(UN)の加盟国であったことはない。実は、現在でも、国連(UN)憲章には中華民国(台湾)が国連(UN)の常任理事国と記されている。この事実は意外と知られていない。 ところが、中国が唱える「一つの中国」論は、『中華民国(台湾)も中華人民共和国も同じ中国であって、1971年10月25日のアルバニア決議までは、中華民国(台湾)の蒋介石が、中国の名において国連及び、その関連施設を不法に占拠していたが、アルバニア決議に基づき、中華民国(台湾)を追放し、正常化する』という中国の身勝手な理論だ。しかも、中華民国(台湾)は、アルバニア決議と「一つの中国」論を受け入れていない。
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