トランプは軍産複合体のセールスマンになったのか?



◆弾劾の危機が迫る中、トランプ大統領はイスラム圏からの入国を禁止すると言っていたのに前言を180度ひっくり返し、あれほど嫌っていた中東を最初に訪問、サウジアラビアに12兆円分の武器輸出大型契約を交わしています。サウジ・アラビアがISIS(イスラム国・ダーイッシュ)の育ての親だということは、知る人ぞ知る事実ですが、いったいトランプは何を考えているのでしょう。

トランプサウジ訪問

◆シリアやイラクなどで暴れていた反政府軍やISはロシアやアメリカ空爆で弱体化して、しばらく鳴りを潜めていましたが、12兆円分の武器弾薬がサウジからISに流れるようなことがあればこのテロ組織はまた息を吹き返し暴れ始めることは間違いないでしょう。





トランプ大統領がサウジ訪問、米国から約12兆円の武器売却へ

2017年05月21日 08:26 

【5月21日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が就任後初の外遊でサウジアラビアを訪問した中、米政府は20日、イランの脅威に対抗するためサウジへの巨額の武器売却を発表した。
12億円訴訟団

 米国がサウジに1100億ドル(約12兆円)の防衛用武器を売却したり軍事サービスを提供したりする。トランプ氏は8日間の初外遊でサウジアラビアのほかエルサレム(Jerusalem)とバチカン市国を訪問し、欧州の指導者らとの会談も行う予定。

 トランプ氏は、サウジのアデル・ジュベイル(Adel al-Jubeir)外相が3800億ドル(約42兆円)相当に及ぶと述べた数々の経済合意を称賛し、サルマン・ビン・アブドルアジズ(Salman bin Abdul-Aziz)国王との会談で「今日は素晴らしい日だ。米国に対するとてつもない投資だ」と述べた。

 外遊に同行したショーン・スパイサー(Sean Spicer)大統領報道官は今回の合意が「米国史上最大の武器輸出合意」だとツイッター(Twitter)で述べ、ほかにも2500億ドル(約28兆円)に及ぶ商業投資が行われると述べた。

 レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は、今回の武器売却合意が「サウジアラビア政府が直面するイランからの悪しき影響と、サウジの国境付近に存在するイラン関連の脅威」に対抗してサウジ政府を支援するためのものだと述べた。

 ティラーソン国務長官は、イランの次期大統領として20日に再選された保守穏健派のハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領に、イランの「テロリズムのネットワーク」を撤廃し、弾道ミサイル試験をやめるよう促した。

 イスラム教スンニ派(Sunni)が主流のサウジとシーア派(Shiite)が主流のイランは、シリアやイエメンなど中東地域の紛争で対立している。特にサウジの隣国イエメンでは、サウジ率いる有志連合国がイランから支援されている反政府勢力「フーシ派(Huthi)」と戦闘を続けている。

 ティラーソン国務長官は、米国からサウジへの武器売却が、「王国(サウジ)の防衛能力を強化し、中東全域の反テロ作戦に貢献するものだ」と述べた。(c)AFP/Jerome Cartillier 
 
http://www.afpbb.com/articles/-/3128966?cx_part=topstory




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◆こうしたトランプの振る舞いが、ISISを挑発したのでしょうか、22日夜イギリス中部のマンチェスターで、アメリカの人気歌手のコンサート会場の付近で大きな爆発が起き、これまでに22人が死亡、59人がけがをするという忌まわしいテロ事件が起きしました。犠牲者には8歳の女の子のほか10代の若者が多く含まれていて、事件のあと市の中心部にある市役所の前には大勢の市民が集まり、黙とうをささげていました。

花束

◆警察は、事件をサルマン・アベディ容疑者(22)による自爆テロと見ています。アベディ容疑者は、リビア出身の両親のもとイギリスで生まれた移民2世で、地元の大学に通っていたと伝えられていて、過激派組織IS=イスラミックステートが事件の関与を主張する声明を出していることから、警察は、関係先を捜索するなどして動機や背後関係を慎重に捜査しているそうですが、これはジハード(聖戦)です。 英米はリビアに侵攻し国家元首だったカダフィ大佐をソドミーという卑劣で残酷極まりない方法で惨殺し、リビアを崩壊させました、その復讐とみるべきではないでしょうか。

◆そしてまた、オバマ政権では核開発疑惑で対立していたイランとの関係が修復され友好ムードが醸成されようとしているときに、トランプは再びイランを仮想敵国にしてあらゆる制裁を加えようとしています。完全にトランプはハザールの軍産複合体の手先になってしまったかのように見えます。また、オバマが嫌っていたイスラエルの狂人ネタニヤフとも友好関係の確認をしています。
娘婿クシュナーがシオニストつながりでネタニヤフ・トランプ会談をお膳立てしたのでしょう。

クシュナー


◆そしてまたネタニヤフの宿敵、パレスチナのアッバス議長とも会いイスラエルとの共存を促し、その後アラブ首長国連邦の首脳を集め中東の和平について演説したそうですが、幡随院長兵衛でもあるまいし、犬猿の仲であるスンニ派とシーア派、そしてシオニスト・ユダヤがトランプ親分の言うことを素直に聞くとは思えません。




イラン国会議長、「サウジアラビアはテロリストを育成、世界各地に派遣する中心地」
ラリージャニー議長

イランのラーリージャーニー議長が、アメリカのトランプ大統領の最近のサウジアラビア訪問に触れ、「サウジアラビアは世界各地にテロリストを派遣する中心地である」としました。

トランプ大統領は21日日曜、サウジアラビアの首都リヤドで一部のアラブ諸国の首脳と、テロ対策を中心議題とした会合を行いました。

ラーリージャーニー議長は23日火曜、国会の公開会議で最近のリヤドでの会議について、「アメリカとサウジアラビアは、テロとの戦いを主張する一方、歴史上、この両国は、様々なテログループの形成に大きな役割を果たして来た」と述べました。

さらに、2001年9月11日の同時多発テロ事件に関するアメリカの政府関係者の最近の報告に触れ、「明らかに、ISISやヌスラ戦線など数十のテロ組織がサウジアラビアや一部の地域諸国の支援を受けて、形成されている」としました。

http://parstoday.com/ja/news/iran-i30508




◆続いてイランの国防軍需大臣は次のように述べています。




イラン国防軍需大臣、「テロリストはアメリカの武器によって犯罪を行っている」

イラン国防大臣

イランのデフガーン国防軍需大臣が、「テロリストは、アメリカ製の武器や爆薬によって、世界各地、特にイラクとシリアで犯罪を行っている」と語りました。

アメリカのマティス国防長官は、サウジアラビアを訪問した際に行った記者会見で、「イランはイエメン内政に干渉している」と主張しました。

デフガーン国防軍需大臣は、19日水曜、この反イランの主張に対し、「アメリカのイランに対する根拠のない主張は、人類に対する犯罪、ベトナム、イラク、ソマリア、アフガニスタン、そして最近ではシリアやイエメンでの戦争における、アメリカのこれまでの政治家の高慢で愚かな政策が作った泥沼から抜け出すために行われている」と語りました。

また、「アメリカの指導者たちは、国内の問題の解決に取り組むべきであり、中東や朝鮮半島に戦争や新たな危機を生み出そうとしない方がよい」と述べました。


デフガーン大臣は、「サウジアラビアが主導し、アメリカが支援するアラブ連合の侵略を受けているイエメンの人々は、自分たちの力でこの連合とその支援者たちに抵抗しており、これまで、彼らの悪しき目的の実現を妨げてきた」と強調しました。


http://parstoday.com/ja/news/iran-i29176




◆アメリカの軍産複合体は常に仮想敵国を作り世界を対立構造に置き、敵対させて戦争を起こしてきました。いまトランプがターゲットにしているのがイランと北朝鮮です。これまで米国のネオコンがやってきた手法を踏襲して、イランと北朝鮮に経済制裁をかける積りでしょうが、イランはともかくとして、食べ物もない北朝鮮をこれ以上締め上げるのは人道における犯罪です。金正恩は何が何でも核やミサイルを手放す気はありませんから、飢餓に苦しむのは一般国民です。




イランと北朝鮮は、アメリカの理不尽的な行動に対する戦線にいる

ブルージェルディ

イラン・北朝鮮の友好議員連盟のブルージェルディー所長が、イランと北朝鮮はアメリカとその同盟国の理不尽な行動や、内政干渉に対抗する戦線にいるとしました。

イスナー通信によりますと、ブルージェルディー所長は30日月曜、テヘランで、イラン駐在の北朝鮮の大使と会談し、「イランと北朝鮮は、西側によってこの両国に加えられた圧力や制裁に対抗している」と述べました。

一方の北朝鮮大使も、この会談において、「アメリカは、世界各地における情勢不安の元凶だ」とし、「北朝鮮は、アメリカの帝国主義的な内政干渉や理不尽な方法に反対するイランの立場を支持する」としました。

さらに、「北朝鮮は、イランとの関係拡大に関心を寄せている」と強調しました。

http://parstoday.com/ja/news/iran-i25643





◆米国とその同盟国である日本が共同で北朝鮮に制裁を加えるなら、やけのやんぱちで金正恩はソウル、東京、佐世保、沖縄などにミサイル攻撃を掛ける可能性があります。
思い出していただきたい、1941年12月8日、日本が真珠湾攻撃を仕掛けたのはアメリカ、イギリス、中国、オランダ(ABCD包囲網)の経済制裁に耐えられず暴発したからではなかったのか。

◆さて、朝堂院総裁はトランプの変節をどう見ているのでしょうか?

米 サウジと武器商談成立、軍産複合体の武器商売事情【ネット TV ニュース.報道】朝堂院大覚 軍産複合体 武器商人 2017/05/24




▼弾劾逃れのトランプ流パフォーマンスかニャ?


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売国奴の正体

売国奴の正体は、朝鮮人か、その子孫です。「私は靖国神社を参拝しない」「慰安婦などの件で韓国には今後も徹底的に謝罪すべきだ」「憲法9条の改正に反対する」といった言動をしている石破茂たちは、1910年の日韓併合(1910~1945)の間に日本国籍を取得して創氏改名した朝鮮人の子孫であるか、GHQ占領期間(1945~1952)と朝鮮戦争(1950~1953)の間に日本国籍を取得した朝鮮人の子孫だ。 大日本帝国政府は、日韓併合において邪悪下劣な朝鮮人を善良高尚な日本人と平等に扱うというトンデモない大失敗をやらかしました。 福沢諭吉・伊藤博文といった明治政府の偉大な指導者たち亡き後、日韓併合と、朝鮮人の同化政策は完全に間違いでした。 そして、戦後70年間以上も小沢一郎・石破茂・・・といった日本国籍朝鮮人の邪悪な言動と、その反日政策によリ日本国・政府・日本人の公益を常に破壊されてきました。

中国による犯罪的な宣伝活動

★「ロシア・ゲートを引き起こしたトランプは弾劾裁判にかけられる」といった情報は、中国企業から広告等を通じてカネをもらっている日米欧メディアによるフェイク・ニュースだ。 弾劾される可能性は共和党が弾劾反対で結束しているため0%だ。 中国が必死すぎて笑える。 まぁ、中国の存亡がかかっているわけだから、必死になるのは当たり前だが、フェイク・ニュースは、あくまでもフェイク・ニュースであって、韓国の「チェ・スンシル・ゲート」という捏造文書で政権交代できたのは朝鮮人のように扇動され易い愚民の社会だけだ。 日本の「森友・加計学園問題」やら、米国の「ロシア・ゲート」やら、日米欧社会にいる中国スパイとつるんだ日米欧メディアによるフェイク・ニュースは姑息すぎて笑えるw

「中国共産党による米国メディア支配の構図」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20161116/frn1611161700005-n1.htm

米国の世界戦略

米国の世界戦略は、聖書の筋書きと同じで分かり易い。 聖書の預言の成就であるイスラエル建国を1948年に果たしたが、この最大の功労者は、反ユダヤ主義を鼓舞したヒトラーとナチスであった。 

そして、イスラエルにとって最大の脅威は軍事大国イランだ。 イランが北朝鮮と連携して核武装する寸前、中東戦争はイランに対する先制攻撃という形で始まる。

なお、米国は、バランス・オブ・パワー戦略に従って、シーア派・スンニ派・クルド人の三派の勢力を均衡させ常に対立させ続ける。 だから、近年は最弱のクルド人勢力を支援してきた。 

以上のマクロ的見地からすれば、サウジアラビアと接近することは必然的な行動だ。 今回のトランプ外遊は、その信仰心に基づき、ある計画を成就するために、メッカのあるサウジアラビア、聖都エルサレム、カトリックの総本山のヴァチカンを訪問した。 
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