FC2ブログ

風雲急を告げる半島情勢


◆トランプ大統領のアジア歴訪が眼前に迫って、金正恩は余程不安になったのか習近平に急接近しているようです。

中国はこれまで何度となく北朝鮮に核放棄をするように、またミサイル発射で近隣諸国を刺激しないように要請してきましたが、金正恩はそれを無視するかのように実験を継続し、何度となく中国の顔に泥を塗ってきました。

それで中朝関係はすっかり冷え込んでいたのですが、日米の様々な圧力がボディブローのように効いてきたのか、金正恩は習近平に助けを求めて電報を打ったそうですが、さてこれからどうなりますか・・・




金正恩、党大会終えた習近平に祝電 冷めた同盟は改善するか?

china_northkorea-thumb-720xauto-thumb-720xauto.jpg

2017年10月26日(木)22時39分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


<北朝鮮の度重なる核・ミサイル実験に、国連安保理の経済制裁を履行し始めた中国。同盟関係も冷え込んだかに見えた両国だが、中国の共産党大会に金正恩が祝電を送った。その真意とは?>

北朝鮮の金正恩労働党委員長は25日、中国の習近平総書記に共産党大会への祝賀メッセージを送った。
相次ぐ北朝鮮の核・ミサイル実験に業を煮やした中国当局が国連安保理の制裁決議に賛同し、北朝鮮への貿易を制限していることで、かつての同盟関係にひびが入った状態の両国。当初は中国の共産党大会に合わせて北朝鮮が新たな挑発行動に出るのではないかと見られていた。

だがどうやら金正恩は、中国とのこれ以上の関係悪化は得策でないと判断したようで、挑発行為をしなかったばかりか、中国共産党大会の開幕時と閉幕時に2度祝賀メッセージを送った。10月10日の朝鮮労働党創立記念日に中国側から祝電が届いたことへの返礼の意味もあるだろうが、関係修復の糸口を探ろうとしているようにも思われる。
今回、金正恩が習近平に送った内容は、下記の通り。




祝電

朝鮮労働党機関紙・労働新聞より


中国共産党中央委員会総書記 習近平 同志

私は中国共産党第19回大会が円満に進行して、あなたが党中央委員会総書記、党中央軍事委員会主席に選ばれたことに対して心からなるお祝いをお送りします。

今日、中国人民は習近平同志を核心とする中国共産党中央委員会の指導のもとに新時代の中国の特色ある社会主義建設の道に入りました。

中国共産党第19回大会が提示した課題を貫徹するため、あなたの責任ある大きな成果があがることをお祈りします。
私は朝中の両党、両国間の関係が両国人民の利益に即して発展すると確信しています。

朝鮮労働党委員長 金正恩





韓国メディアのニュース1は、この北朝鮮側の動きについて、中朝関係が回復してきたのではないかという観測が出ていると伝えている。


それによると、中国共産党大会の開催中の21日、共産党中央対外連絡部の副部長が記者会見で「中国と北朝鮮は近い隣国で、長年の友好と協力関係を維持している」と語ったことが報道されてから、中朝両国の関係が回復するのではないかと注目を集めた。

キム・ヨンヒョン東国大学北朝鮮学科教授は、「中国は北朝鮮と米国の間でメッセンジャーの役割をしながら、朝鮮半島情勢の流れを変えなければならない状況にある」「党大会以後、習近平も米朝間の対決構図を対話の方向に変えようとして悩んでいるようだ」と語った。

中国としては、国連の安保理の北朝鮮への制裁決議などで、勝手な動きは出来ないものの、北朝鮮との対話を通じて中朝関係の回復に乗りだし、ひいては米朝間の対決構図を緩和させることで、朝鮮半島における存在感を高めるようとしているという観測だ。
一方、ヤン・ムジン北朝鮮大学院大学教授は、「北朝鮮と中国、双方ともに北東アジアの平和のため、両国間の対話の必要性を共感しているだろう」と中朝関係が回復していくと分析した。

中国が共産党大会で習近平への権力集中を強めたことが、北朝鮮にとっては交渉しやすいという見方もある。対話の窓口が習近平に一本化されたことが、好材料だという意見だ。

だが、一部では最近の北朝鮮と中国の対立の溝が深いため、短期間での関係改善は難しいだろうという見方も出ている。
前回の共産党大会に送った祝電は?

韓国メディアの中央日報は、今回の金正恩の習近平への祝賀メッセージについて、習近平が党総書記に選任された前回2012年の党大会と比較、分析している。

それによれば、前回は文章として6段落810字の祝電を送っており、また内容としては長年続いてきた両国の親善関係を強調し、両国関係の発展を希望するメッセージを盛り込んでいた。しかし、今日公開されたメッセージは4段落340字と文字数は半分以下に減っており、しかも両国関係の親善に関連した内容もほとんどない。祝賀メッセージを送りはしたものの、依然としてわだかまりが残っている状態だ。

韓国政府の関係者は「習近平主席が今回の党大会で権力を大幅に強化し、しばらくは政権を掌握し続ける土台を作ったものと見られる。

強力な権力を握るようになった習主席を考慮して、北朝鮮がその顔色をうかがうわざるを得ない状況になった。

11月のトランプ米大統領の北東アジア歴訪が新たな影響要因になりかねないだけに、今回の北朝鮮の祝賀メッセージは両国関係の改善へ乗り出したというよりは、習近平を考慮した最低限の措置と見られる」と語ったという。

5年に1度の中国共産党大会で、党規約に自身の名前を盛り込み権力強化を果たした習近平に対し、祝賀メッセージを送った金正恩。果たしてこのまま関係改善へと舵を切るのか、あるいは11月のトランプ訪中時に新たな軍事挑発を行い、習近平の顔に泥をかぶせるのか? 北朝鮮情勢は当面緊迫した状況が続きそうだ。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/post-8763_1.php




◆いくら負けぬ気の強い金正恩でも、ここまで追い込まれると頼れるのは宗主国皇帝習近平しかいません。もう習近平の顔に泥を塗ることは出来ないでしょう。正恩は政権維持するには李氏朝鮮時代の歴代王同様、習近平皇帝に三跪九叩頭の礼(さんききゅうこうとうのれい)を尽くさねばならなくなったのです。

◆習近平は先日の共産党大会で、チャイナセブンを子飼いで固め、権力基盤を不動のものにすることができました。これからは念願の一帯一路構想を完成させるべく、世界中に大量の工作員を送り込みカネと女と軍事的恫喝で各国の要人を篭絡しています。特にアセアン諸国にはインフラ整備を餌に大量の中国マネーと中国人労働者を送り込み、それらの国々を借金奴隷にすることで、習近平皇帝の意向には逆らえないようにしようという腹積もりなのです。




「中国の融資を受ける国々は膨大な債務を背負わされる」 ティラーソン米国務長官が中国を痛烈批判 


キャプチャ

【ワシントン=黒瀬悦成】ティラーソン米国務長官は18日、ワシントン市内で講演し、経済発展が著しい太平洋・インド洋地域の新興諸国に対しての中国によるインフラ投資に関し、「中国の融資を受ける国々の多くは膨大な債務を背負わされる」と指摘した。

 また、「インフラ整備事業には外国人労働者が送り込まれる事例が大半で、雇用創出に結びつかない。融資の仕組みも、些細なことで債務不履行に陥るようにできている」と批判。米国を中心に東アジアサミット参加国の間で、中国に対抗する形での代替の融資枠組みの構築に向けた協議がすすめられていることを明らかにした。

 ティラーソン氏は一方、中国が南シナ海で造成した人工島の軍事拠点化を進めていることについて、「国際的な法や規範に対する直接的な挑戦だ」と指摘し、「中国は法に基づく国際秩序をしばしば侵害している」と強く批判した。

 トランプ政権はこれまで、北朝鮮の核・ミサイル開発問題で中国の協力を取り付ける思惑からこの問題で批判を自制してきた。今回、歴代米政権のアジア太平洋政策を踏襲し、米国主導による「法と規範」に基づいた地域の安定化を進めていく意向を打ち出した。

ティラーソン氏は「中国とは建設的な関係を目指していく」と述べつつ、「中国が法に基づく秩序に挑戦し、近隣諸国の主権を侵害し、米国や友好国に不利益を生じさせる行為に対してひるんだりはしない」と強調した。

 また、民主主義の価値観を共有するインドと日本、それにオーストラリアを加えて安全保障分野などでの連携を強め、太平洋からインド洋にかけての安全と安定を確保していく立場を表明した。

http://www.sankei.com/world/news/171019/wor1710190037-n1.html




◆テラーソン国務長官が危惧するところは、中国が世界制覇のために「孫子の兵法」にある諜報戦と宣伝戦です。世界各国へ出かけ、にこにこ顔で近づき、見せ金で相手を釣り、相手が安心して背中を見せると、いきなり崖から突き落とすという卑劣な戦術を使うことです。




「世界を味方につける」中国統戦部プロパガンダ工作の手口=英FT紙

中国ソフトパワー

 中国北京市府右街135号に聳え立つ巨大ビルには看板が見当たらない。全世界で中国共産党政権のソフトパワーを浸透させる大役を担う中央機関、党統一戦線工作部(以下、統戦部)の所在地である。英紙フィナンシャルタイムズはこのほど、海外での統戦部のプロパガンダ工作の実態を明かす調査報道を行った。

 その敷地は道路沿いに約200メートルと延々に続く。世界を制覇するという中国共産党の野望を象徴しているようだ。かつて最高指導部の幹部は統一戦線工作で世界を味方につける、と豪語した。

 統戦部が最高指導部の指示通り、特定の団体や個人を丸込めたり、協力関係を築いたり、場合によっては攻撃も行っている、ということがフィナンシャルタイムズの調査で分かった。主の任務は中国共産党の政治運営への国際社会の支持を取り付けること、海外での影響力を強めること、重要な情報を収集することだ。

 統戦部はフィナンシャルタイムズ紙の取材要請を断った。一方、同紙は同部の幹部養成用教材を入手できた。教材は全世界で実行する任務を詳述しており、その隅々に騙しと恐喝の文言が並べられていると同紙はいう。

   教材では統一戦線の手口について、「団結できそうの勢力を欠かさず取り入る」「相手に友好、寛容の態度で接する」。一方「海外の敵対勢力に対しては冷血無情に完全孤立させる」と明記されている。

 「統一戦線工作は威力絶大の必殺技」と讃えられている。統戦部NO.2の張裔炯副部長は10月の定例記者会見で「党の指導下で、我々はこの必殺技をよりよく使いこなすべき」と発言した。

 統戦部の権力範囲は広い。全9つの支局が共産党政権の脅威とみなされる領域を全て見張っている。例えば、第3支局は香港・マカオ・台湾、180カ国に分散する6000万人の在外中国人(華僑)を、第2支局は宗教団体を、第7、9支局はチベット、新疆ウイグル自治区をそれぞれ管轄している。

 近年、党指導部は統一戦線工作を挙党体制で進めるようになった。2015年から、党・国家の各中央機関に配置する統戦部員数が急増、在外大使館には必ず統戦部関係者が駐在している。

 それより、海外の中国人への工作が大幅に強化されている。同6000万人の8割が外国籍に変わったが、中国共産党から見れば、所在国でのプロパガンダを担う大事な戦力である。

 教材は海外中国人の支持を得るための様々の術を教えている。華僑と祖国は「骨肉の関係」「中国人民の偉大なる復興に関わるべき」と愛国心を煽ったりする。一番よく使われる手立ては、「利用価値が高い」と見込まれている一部の華僑団体や個人に金銭利益を供与することだ。

 何度か統戦部の活動に関与したという英国在住の中国人学者によると、統戦部とつながる親交会(聯誼会)のパーティに招待されたのがきっかけだった。中国共産党の記念日を祝うパーティで、党の幹部が優秀の留学生・学者に奨学金や補助金を給付すると勧誘した。資金を拠出するのは統戦部であり、多くの国にある「中国海外教育学者発展基金会」がその実務を担う表組織の一つである。

 もちろん金銭援助はタダで受けられるものではない。「義務」も付きまとう。オーストラリア国立大学の中国人留学生2人は取材に応じ、留学生組織「中国学生学者聯誼会」が中国大使館の指示通りに水面下で政治活動を行うと告発した。一つの実例は、李克強首相キャンベラ訪問のとき、同団体は数百人の中国人学生を募って抗議団体の隊列を遮った。

 シドニー科学技術大学の中国人、馮崇義教授は「豪州の場合、中国政府の華僑団体に対する影響力は90年代から著しく強まっている」「ほぼ全ての団体と大半の中国語メディアをコントロールし、諸大学への浸透を試みている」と話した。
 
 在外華人社会以外に、欧米諸国の政界への浸透は統戦部の最大の成果と言える。カナダトロントの市議選で華人が多数当選したことは「成功例」として上述の教材に取り上げられている。それによると、2003年の同選挙で中国系立候補者25人のうち6人が当選、2006年では44人のうち10人が当選した。

 教材は「所在国の上流階級の団体や個人を狙って協力関係を築く。水面下で進める」と具体的に手法を伝授している。

 おすすめ記事:NZ中国出身国会議員のスパイ疑惑 諜報活動に詳しい元中国外交官が分析

http://www.epochtimes.jp/2017/09/28390.html

 合わせて読む:ニュージーランド当局、中国スパイ疑惑で国会議員を捜査

http://www.epochtimes.jp/2017/09/28367.html

 一方、中国共産党の浸透工作に各国は警戒を強めている。ニュージーランド国家情報局は同国の中国出身の国会議員が10年近く中国共産党の軍事大学に在学・勤務し、統戦部の工作員である事実を突き止めた。現在、同国では、中国共産党による政治遊説活動の実態を本格的捜査するよう求める動きが出ている。

 2010年、カナダ国家情報局局長は、複数の州の主要幹部が外国政府、特に中国政府に籠絡され、これらの国の代弁者になったと警告した。ここ数カ月、オーストラリア主要メディアは、豪の政治を影響するため、中国政府は諜報活動などを仕掛けていると警鐘を鳴らしている。

(翻訳・叶清)
http://www.epochtimes.jp/2017/11/29336.html




◆一帯一路の完成のためには南シナ海沿岸地域や、オーストラリアやニュージーランドという南太平洋地域をフリーパスで航行できるようにする必要があります。中国の諜報員たちは西側諸国の同盟関係を断ち切るために様々な工作を繰り広げています。

◆中国系帰化人を国会に議員として送り込んで政治を歪め、大学や研究機関に諜報員を潜り込ませ、ありとあらゆる機密を盗ませているのです。日本でも民進党の蓮舫や辻元清美、山尾志桜里などがその代表格と云っても好いでしょう。

◆民進党は瓦解しましたが、今度は看板を掛け替え立憲民主党と名乗っていますが、革マルの枝野の元に参集して再び中国や北朝鮮の工作員として、日本人の血税をむさぼろうとしています。

◆こうした中国の工作は露骨にその姿を現し始めました。韓国の文在寅は米韓同盟を反故にしようとしています。日韓合意を反故にしたように日米間の同盟関係も終わらせようとしているのです。




中国が事実上の3原則提示 日米韓関係強化にくさび

報道官


 【北京=藤本欣也】中国の習近平政権は、先の中国共産党大会で打ち出した「大国外交」の第1弾として韓国との関係改善に動いた。トランプ米大統領の日韓歴訪前に、関係緊密化を進める日米韓にくさびを打ち込む狙いがある。

 中国外務省の華春瑩報道官は31日の記者会見で、韓国側が

(1)米国のミサイル防衛システムに加入しない

(2)日米韓の安全保障の協力は3カ国軍事同盟に発展しない

(3)高高度防衛ミサイル(THAAD)を追加配備しない-と表明したことに留意していると語った。

 これは、韓国の康京和外相が10月30日に韓国国会で言及したものだ。中国側は、中韓関係改善のための事実上の3原則と捉えているとみられる。

 31日に発表された中国外務省の声明では、「中韓双方はあらゆる外交手段を通じて朝鮮半島の核問題の解決を推進する」と指摘した上で、「双方は戦略的な意思疎通と協力を一段と強化する」とも強調している。

 これは、中国側が韓国に対し、日米の対北強硬路線とは一線を画し、外交的解決を最優先に掲げる中国やロシアとも協力するよう迫ったもので、韓国側も受け入れた形となっている。

 習政権は今後、韓国が“3原則”に反するような言動を取ったり、中国が朝鮮半島問題などで不利な局面に陥ったりした際に、THAADを蒸し返す可能性がある。対韓制裁の再開をちらつかせながら、韓国の文在寅政権を牽制し、意のままに操ろうという戦略だ。

http://www.sankei.com/world/news/171031/wor1710310043-n1.html





◆文在寅を見ていると乙未事変(いつびじへん) が想起されます。

乙未事変は、1895年10月8日李氏朝鮮の第26代国王・高宗の王妃であった閔妃が殺された事件です。閔妃は自国の為ではなく、自分の一族の保護を求めて清国、日本、ロシアにころころ寝返り、極東の安寧を乱し日本を危機的状況に追いこんだがために日本軍守備隊、領事館警察官そして、朝鮮親衛隊、朝鮮訓練隊、朝鮮警務使らに暗殺された事件です。文在寅も 定見のなさ、その場限りの国際政治での綱渡りを続ける限り閔妃同様の最期を迎えることになる可能性もないとは言えません。

▼5日以降、トランプ大統領の言動から目が離せニャイ!

獲物を狙う猫


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kenbounoblog

Author:kenbounoblog
来るべき次元上昇まで、世界で起きる事象を俯瞰したり斜めから見たりしている爺です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR